20代女性の転職市場動向
納得のいく転職活動をするために、まず最新の転職市場動向を把握しておきましょう。20代女性を対象とした求人数や人気の応募先などを解説します。
有効求人倍率

引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について」
厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について」によると、令和7年3月の有効求人倍率は1.26倍でした。有効求人倍率は、「1人あたり何件の求人があるか」を示す指標です。1.0倍以上であれば求職者よりも求人数のほうが多く、売り手市場と言われます。現在は求職者にとって転職活動をしやすい時期と言えるでしょう。
また、「関東労働市場圏有効求人・有効求職 年齢別バランスシート(一般常用)」によると、年齢別の有効求人倍率は、令和7年3月時点の34歳以下が1.71倍、35~44歳が1.40倍と年齢によっても有効求人倍率が異なります。職種別に見ても、34歳以下のほうが、有効求人倍率が高い傾向にあります。
20代女性の転職回数

2023年10月1日~2024年9月30日にtype女性の転職エージェントに登録した女性の転職回数を調査しました。20代女性の転職回数は0回が53%と半数が転職経験がありませんでした。
では、生涯ではどれくらい転職をするのでしょうか。同じく50代女性の転職回数を調べてみると、4回以上が45%と最も多い割合を占めていました。最近は「最後まで1社で勤めきる」というのは少なくなり、自身のキャリアプランやライフイベントに合わせて、柔軟に働く環境を変える人が多い傾向です。
20代女性の転職活動期間

2022年10月1日から2023年9月30日までに、type女性の転職エージェントを利用して転職をした20代女性で転職活動期間を調査しました。type女性の転職エージェントに登録してから内定までの期間の平均は約50日、書類応募から内定までの期間の平均は約30日でした。
20代女性の転職成功インタビュー
case.1 Interview転職活動を通じて気付いた「私が本当に叶えたかったこと」
活動を通じて本当に大切にしたかったことを再確認!「ロールモデルがいる&長く働く」を両立できました。
case.2 Interview転職には価値観の整理が大切。「人に貢献する」を実現できるまで
価値観の合う環境で働くことを大切にしたい。転職活動を通じ、自分に合う環境を見つけました。
case.3 Interview大切なのは諦めず考えること。やりがいから見つけた将来のキャリア
長く働くために必要なこと。転職活動を通じて気付いたことを、今の仕事でも活かしています。
20代に求められるスキル

厚生労働省による「令和5年若年者雇用実態調査」によると、企業が採用選考にあたって重視した点において、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」が最も高く72.7%でした。次いで「コミュニケーション能力」「マナー・社会常識」となっています。20代の転職では、30代以降の転職と比べると即戦力よりも、ポテンシャルが重視される傾向にあります。
20代前半に求められるスキル
20代前半向けの求人は、「ポテンシャル採用」と言われ、社会人として入り口の基礎は身につけつつも、柔軟に伸びていく方向を変えられる点を企業は評価しています。この年齢層を採用したい企業は、イチから教えるつもりで求人を出しているため、選別のポイントは現時点の能力よりも、「教育担当になる先輩や上司の教えることを聞き入れる素直さ」や「できるだけ早く業務を習得、成長してくれそうか」が重視されることが多いです。
ただし、20代前半の中でも25歳頃になると、ある程度専門的な業務経験も積んでいるものとみなされます。そのため、ポテンシャルだけでは通用しなくなる半面、未経験転職での「キャリアチェンジ」も、経験を活かした「キャリアアップ」も選択できるメリットが生まれます。
20代前半で求められるスキルは、「新卒にはない業務の基礎能力」や「20代ならではの伸びしろ」です。自身の年齢に合わせた武器を最大限に生かして転職活動を進めましょう。
20代後半に求められるスキル
20代後半からは今までの「経験」を重視される傾向にあります。20代後半は、「これまでに経験してきた職種での専門的なスキルが求められる」と考えておきましょう。もちろん、未経験採用の求人もありますが、20代前半と比べると、応募者に対する企業の目線が変わることは確実です。ポテンシャルではなく、今までの経験やスキルを重視されるため、未経験の職種であっても活かせる強みやスキルを伝える必要があります。
ここまでお伝えした内容からすると、「20代後半の転職は厳しいの…?」と不安になる方も多いかもしれません。しかし、25~29歳を採用のターゲットにした求人は、転職市場で最も多いという事実もあります。不安になり過ぎず、今までの経験を活かし、即戦力になれる人材であることをアピールしていきましょう。
20代後半で求められるスキルは、「専門的なスキルや経験」、「今までの仕事の実績や成果」です。バックオフィスなど数字での実績が出しにくい部門の方は、業務改善に取り組んだ経験などがあるといいでしょう。20代後半になると、リーダーや管理職、マネージャーとしての経験を積んでいる方も増えてくるので、早い段階でのマネジメント経験は他の応募者との差別化ポイントになります。
20代女性の転職で
失敗しないためのコツ

「せっかく転職するなら絶対に成功させたい!」そう思うのは当然です。
特に20代の転職は、その後のキャリアを大きく左右する重要な選択です。勢いだけで進めてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにもなりかねません。
ここでは、20代女性が納得のいく転職を実現するための具体的なコツをご紹介します。
転職理由を明確にする
「今の会社が嫌だから」「なんとなく他に良いところがありそう」といった曖昧な理由で転職活動を始めるのは危険です。軸が定まらないまま転職活動を進めると、「前職のほうがよかった」「不満が解消されなかった」など、入社後のミスマッチになる可能性があります。
まずは、「なぜ転職したいのか、今の会社で何が不満なのか」を具体的に掘り下げてみましょう。給与、人間関係、仕事内容、残業時間、会社の将来性など、不満に感じている点をリストアップしてみてください。出てきた不満が現職では解消されないのかも併せて考えることが重要です。もしかしたら、異動できたら解決するかもしれませんし、環境が改善されるかもしれません。
現職で解決できないのであれば、転職を考えてみましょう。その不満を新しい職場でどう解消したいのか、どういう条件なら希望を満たせるのかを言語化することで、目指すべき方向が明確になります。転職理由が明確だと企業選びの軸が定まり、面接でも説得力を持って話せるようになります。
転職先選びの優先順位を決める
給与アップ、ワークライフバランスの改善、スキルアップ、人間関係の良さ、会社の安定性など、転職先へ望むものは多いでしょう。しかし、全てを完璧に満たす企業は滅多にありません。だからこそ、自分が譲れない条件や、最も重視するポイントに優先順位をつけることが大切です。たとえば、「給与は現状維持でも、残業時間が少ない会社がいい」「未経験でも、将来性のあるITスキルを身につけられるなら多少の残業は許容できる」など、自分なりの軸を持つことで、迷ったときに適切な判断ができるようになります。優先順位は、転職理由を解消するものから優先的に決めるとズレが少ないです。
キャリアプランを具体化する
今の不満を解消できるところという視点だけで転職すると、3年後、5年後に「思ったような経験が積めなかった」「転職先の会社は、年功序列で管理職になるのは50代だった」なんてことも。漠然とでもいいので、どんな経験を積み、どういうポジションや役割で仕事をしたいのか考えておきましょう。キャリアプランも意識しながら転職先を考えると、ミスマッチが少なくなります。
キャリアプランについては、面接でも聞かれる質問です。3年後、5年後、10年後など中長期的なビジョンを考えておくのが、おすすめです。
また、女性の場合はライフプランも考えておくといいでしょう。先のことは分からないので、なんとなくでも構いません。いつまでに結婚、出産したいなど考えておくと、「結婚前に転職をしておこう」「産休・育休からの復職実績がある会社にしよう」など、求人を選ぶ際にも参考になります。
20代女性が
未経験転職の成功ポイント

これまで紹介したとおり、20代の転職は、未経験分野へのキャリアチェンジに最適な時期です。これまでの経験を活かしつつ、新しいスキルを身につけて活躍している女性は多いです。ここでは、未経験分野への転職を成功させるために、20代女性が押さえておくべき重要なコツをご紹介します。
「なぜその業界・職種に挑戦したいのか」を明確にする
未経験の業界や職種に転職する場合、採用担当者が最も知りたいのは「なぜ、今この分野に挑戦したいのか」というあなたの意欲と納得感のある理由です。「なんとなく興味があるから」といった曖昧な動機では、本気度が伝わりにくく、内定には繋がりません。これまでの経験から得たスキルや実績が、新しい分野でどう活かせるのか、なぜその業界・職種でなければならないのかを具体的に掘り下げましょう。
面接では「現職ではできなかったのか」を聞かれる可能性があります。「異動を希望したが叶わなかった」など、アクションをしたが現職では叶えられず転職をしたいという伝え方がベストです。
キャリアの棚卸しをする
未経験転職だからといって、これまでの経験が全く役に立たないわけではありません。むしろ、これまでの経験の中に、新しい仕事で活かせる「ポータブルスキル(汎用性の高いスキル)」が隠されています。たとえば、営業経験があればコミュニケーション能力や課題解決能力、目標達成力などは、他の業界や職種でも通用する能力です。事務経験があれば資料作成能力や正確性・丁寧さなどがポータブルスキルとして挙げられます。これまでの職務経歴を振り返り、どんな業務をどのように行い、どんな成果を出したのかを具体的に書き出してみましょう。そして、そこから得られたスキルや強みを洗い出し、新しい職種でどう貢献できるかをアピールポイントとして伝えることが、未経験転職を成功させるポイントです。
未経験分野への学習や準備をする
未経験転職では、本気度を示すためにも、応募する分野に関する自主的な学習や準備をしておくことが大切です。たとえば、IT業界であればプログラミングスクールに通ったり、自分でアプリを開発したり、経理であれば簿記2級に合格するといった具合です。
中途採用では、即戦力が求められますが、実務経験がなくても、その分野への強い関心と学習意欲があることをアピールできれば、採用担当者に良い印象を与えられます。実際に何かをアウトプットしたり、関連資格を取得したりすると、職種や業界の理解が深まります。「やっぱり違ったかも」「向いていなかった」などミスマッチにならないためにも、自己学習はおすすめです。
20代女性におすすめの
職種・業界
「未経験から挑戦できる仕事は?」「長く働ける安定した業界ってどこ?」キャリアを築き始める20代の女性にとって、どんな職種や業界を選べばいいのかは、転職活動で最も気になる点の1つです。ここでは、未経験転職がしやすい、専門性を身につけやすく、将来性も期待できる20代女性に人気の職種や業界を具体的にご紹介します。
おすすめの業種

業界を選ぶ際は、「今の自分に合っているか」だけでなく、「これからの自分がどう働きたいか」も視野に入れて考えることが大切です。特に20代女性にとっては、ライフスタイルの変化や将来のキャリア設計も見据えた柔軟性や成長性がポイントになります。
「成長性」は、将来にわたって需要が高く、社会の変化に強い業界かどうか。将来的に仕事がなくなるリスクが低い業界を選ぶと安心です。「柔軟性」は、たとえば結婚や出産、介護などライフイベントが起きても、働き方を変えながらキャリアを続けられるか。具体的には、在宅勤務や時短制度が整っている業界は強い味方になります。
IT・Web業界
デジタル化の進展に伴い、高い需要があります。特に近年成長著しいのがSaaS企業です。SaaS企業とは、クラウド上でソフトウェアを提供するサービス企業です。特定のサービスをクラウドで提供するため、顧客の課題解決に深く関わるカスタマーサクセスや、オンラインで顧客をサポートするインサイドセールスなど、未経験からでも挑戦しやすい職種が増えています。
IT・Web業界は、スキルを身につければ市場価値を高めることができます。リモートワークやフレックスタイム制が普及している企業も多く、柔軟な働き方が叶いやすい点も魅力です。
人材業界
企業の人材不足が慢性化している現代において、企業と求職者を繋ぐ人材ビジネスの需要は安定しています。未経験OKの企業が多く、法人営業(リクルーティングアドバイザー)、キャリアアドバイザーなど、幅広い職種を経験できます。折衝力やビジネススキル、採用の知識が身につき、将来は人事やキャリア支援などにも展開可能です。
キャリアアドバイザーや法人営業(リクルーティングアドバイザー)など、人の話を聞く力や課題解決能力が活かせる職種が多く、社会貢献性も感じられます。女性が活躍しやすい環境が整っている企業も少なくありません。
医療・福祉業界
少子高齢化が進む日本において、医療や介護、福祉の分野は今後も需要が拡大し続ける業界です。資格を取って専門職へ進むことも可能です。専門職が多いですが、医療事務や介護事務、医療機器営業、介護施設の相談員など、資格なしや未経験から始められる職種もあります。
おすすめの職種

20代は、社会人としての土台を築く大切な時期。職種選びも「今できそうなこと」だけでなく、「将来どうなりたいか」をイメージしながら進めることがポイントです。 特に20代女性の場合、結婚や出産など、ライフステージに変化が起きる可能性が高いため、長く続けられるかどうか、働き方の柔軟性があるかどうかも重視すべき観点です。
将来的に独立ができるか、スキルの汎用性が高いか、キャリアアップできるか、など長期的な視点でキャリアを築けるおすすめの職種を紹介します。
Webマーケター
デジタルスキルの需要が高まる中で、非常に将来性があります。未経験からでもWeb広告運用やSNS担当のアシスタント業務からスタートできるケースが多いです。リモートワークや副業に繋がりやすいスキルが身につく点も魅力です。
カスタマーサクセス/インサイドセールス
カスタマーサクセスは、 顧客がサービスを最大限に活用し、成功体験を得られるよう能動的にサポートし、顧客の定着とLTV(顧客生涯価値)向上を目指します。インサイドセールスは、電話やメール、Web会議ツールなどを活用し、顧客と直接会うことなく営業活動を行う内勤型の営業です。見込み顧客へのアプローチや商談機会を作ることが主な役割です。
文系・未経験でもスタートしやすく、 顧客対応の経験や傾聴力があれば十分に活躍できます。マーケティングや営業職にキャリアチェンジも可能です。
営業職
自社の製品やサービスを顧客に提案し、売上を拡大する職種です。営業と言っても、個人向けか法人向けか、商材の種類などによって、仕事内容や働き方が異なります。
コミュニケーション能力や提案力、課題解決能力など、社会人として汎用性の高いスキルが身につきます。未経験からでも、企業によっては研修制度が充実しており、積極的に採用を行っています。特にITソリューションや人材系の営業は、業界の成長性も相まって、若手でも活躍のチャンスが多いです。
20代女性の転職に関する
よくある悩みや疑問
Q.結婚は転職の前と後
どっちがいいのか
A.結婚の前も後もそれぞれメリットとデメリットがあるので、どちらがいいのかとは言えません。結婚前に転職するメリットは、選べる企業や職種の範囲が広がること。未経験からチャレンジできる求人も多くなっています。デメリットとしては、転職後すぐに新婚旅行などの長期休暇を取得するのは難しい場合があるということです。すでに結婚が決まっている場合は、内定後に「今後一年くらいで結婚を考えている相手がいます」くらいの温度感で伝えるといいでしょう。
Q.既婚だと
転職は不利になるのか
A.結婚していることが理由で採用されないわけではありません。ただ、選考時に同じ能力を持った独身の方がいると、離脱のリスクが少ない方が採用されやすいといった違いはあるかもしれません。企業側が採用にあたって懸念を感じるポイントを把握し、しっかりと対策することが重要です。
Q.結婚や妊娠を控えているけど
面接で伝えるべき?
A.前提として、採用時に結婚や妊娠の予定を企業が聞くことは、男女雇用機会均等法の違反になります。ですが、結婚の予定があり長期休暇を取得する場合や妊娠中の場合は、入社後の業務に支障をきたす可能性があるため、伝えておくといいでしょう。どうしても伝える必要がある場合は、内定獲得後が無難です。
また、妊娠中である場合は、企業によっては1年以上の勤務実績がないと育休取得ができないなどの条件があるので、注意してください。
Q.20代子持ちの転職の
注意点は?
A.子育てと仕事の両立を見据えたうえで、職種や働き方、企業風土をしっかり選ぶことが重要です。子どもの体調不良など急なお休みへの対応が可能か、残業の有無、子育てをしている社員がいるのかなど、働き続けられる環境かを確認しましょう。
企業は、働き方に制限があることに対し懸念を持つため、家族や公的なサポートがあること、どういう働き方なら可能なのか、など伝えるようにします。転職では、即戦力が求められるため、企業にとって貢献できるスキルがあることもアピールしましょう。
Q.20代で正社員への
転職は難しい?
A.20代であれば、非正社員から正社員への転職は「十分に可能」です。
25歳くらいまでであれば、第二新卒扱いになることも多く、職歴が浅くても成長意欲や素直さなどが重視される傾向です。20代後半になると、「どんな経験をしたのか、スキルがあるのか」を見られるため、同じ職種や業界で正社員を目指すといいでしょう。
また職種によっても正社員への転職の難易度が異なります。求人数が少なく人気の事務職や実績が重視されるクリエイティブ系の職種は、正社員転職への難易度が高くなる傾向です。営業職や接客・販売職は求人数も多く、未経験可の求人も多いことや、コミュニケーションスキルや目標達成した経験などが求められるので、非正社員での経験も活かしやすいです。面接では、必ず「なぜ正社員になりたいのか」を聞かれます。「より成長できる環境で働きたい」「職域や責任の幅を広げていきたい」など前向きな理由を準備しておきましょう。
Q.新卒で入社したら
3年は続けるべき?
A.「入社したら3年は続けるべき」といった言葉はよく言われますが、3年間は1社で経験を積まないと転職してはいけないということはありません。実際に「社会人経験1年からOK」という第二新卒向けの求人も多いです。
Q.20代女性におすすめの資格は?
A.今までのキャリアを生かしたい場合は、経歴や実績に加えて資格という客観的な評価の裏付けができるので、現在の職種や業種に関連した資格がおすすめです。
新たな分野にチャレンジしたい方は、目指す職種や業界の資格取得をおすすめします。未経験分野に転職したい意欲の裏付けとして、自主的な勉強や資格取得がアピールできるからです。
関連記事:女性の転職に有利なおすすめの資格8選
Q.20代女性はスキルがなくても
転職できるのか?
A.スキルがない20代女性でも、しっかりと準備して転職活動に臨めば、転職は可能です。社会人1~3年目は専門的なスキルがないのは当然ですから、企業側がそこまで求めていない場合も多く、スキルがなくても転職ができる可能性があります。第二新卒などを対象にスキルや経験を重視せず、伸びしろのある優秀な人材を募集し、入社後に育てていくポテンシャル採用を行う企業も増えています。20代ならでは強みもあるので、自信を持って転職活動を行いましょう。
Q.面接での服装は
何を着るのが正解?
A.紺色、グレー、ベージュなどベーシックカラーのビジネススーツに、白や淡い色のワイシャツやブラウス、カットソーを合わせるのがおすすめです。第二新卒であれば、リクルートスーツを着用しても問題ありません。20代後半でリクルートスーツを着ると、経験が浅い印象を与える可能性があるため、避けた方がいいでしょう。
20代女性が転職エージェントを
利用するメリット

転職エージェントは、転職を考えている人と企業の間に入り、選考日程の調整や条件交渉など転職活動のサポートを行うサービスです。応募書類の添削や面接対策などの実践的なアドバイスや今後のキャリアの相談など、転職活動全般をサポートしてもらえるのが転職エージェントの魅力です。では、20代女性が転職エージェントを利用するメリットについて、詳しく見てみましょう。
自分では気が付かなかった
強みや適性が分かる
「自分に合った仕事が分からない」といったご相談は、特に20代の女性から多く寄せられます。
転職のプロであるキャリアアドバイザーは、一人ひとりの適性に合った職種や業界をご紹介することが可能です。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーとの面談を通じて、これまでの経歴やスキルを整理します。アドバイザーが客観的な視点でキャリアを棚卸しすることで、自分では気付きにくい強みや適性を発見できることもあります。
応募書類の添削や面接対策が
受けられる
20代の方は初めて転職をされる方も多いことでしょう。特に応募書類の準備は「何を書いたらいいか分からない」「面接が上手くいかない」など悩むポイントが多いものです。応募書類の書き方や面接での回答方法などのアドバイスが転職エージェントを活用すると受けられます。
面接で想定される質問や企業が求める人物像について、詳しい情報を持っているのは転職エージェントだけです。それらの情報や多くの人をサポートしてきた経験から、応募書類の添削や面接対策を行うため、選考の通過率が高まります。
日程調整や年収交渉など企業との
やり取りをしてくれる
自己応募の場合は、求人への応募や選考の日程調整など企業とのやり取りも全て自分で行います。働きながら転職活動をするのは大変です。しかし、転職エージェントを利用すると、求人への応募や面接の日程調整、条件交渉などの、企業とのやり取りを代行してくれます。
また自己応募の場合は、給与や待遇、入社日など、どこまで踏み込んでいいか分からず、希望を伝えられなかったケースやすり合わせができていなくて入社後に希望と異なっていた、というケースもあります。こうした企業に直接言いにくい条件交渉や聞きにくい質問も転職エージェントが行うので、効率的に転職活動が進められるのが魅力です。
type女性の転職エージェントを
利用した人の声
type女性の転職エージェントは、キャリアカウンセリングや履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など、内定までの転職を無料でサポートしています。初めて転職される方や、転職に不安を感じている方にもおすすめです。
介護スタッフ 25歳女性
応募書類の添削やエージェント経由だからこその企業の情報量に助けられました。書類や企業知識に自信を持つことができ、良かったです。
法人営業 25歳女性
面接対策をすごくしっかりやっていただいたことが印象に残っています。応募企業の全体的なイメージや面接の雰囲気などが分かりやすく、安心して望むことができました。
Webエンジニア 28歳女性
面接で話す自己紹介文を添削いただけたことで格段に文章が良くなり、通過率アップに繋がりました。
最終面接の対策で、私の考えを客観的に整理していただけたのも内定に直結したことだと思います。
本当にありがとうございました。
まとめ
20代の転職は年齢によっても異なります。20代前半であれば、第二新卒枠としての転職やポテンシャルを活かしてキャリアチェンジもしやすいです。20代後半は、これまで培ってきた経験を活かし、キャリアアップすることもできますし、別の職種や業界へ未経験での転職も可能です。年齢によって求められるスキルや経験が異なるので、それにあったアピールができるといいでしょう。
サービス開始から25年以上、年間15,000以上(2024年度実績)の女性転職希望者へのキャリアカウンセリングを行ってきたtype女性の転職エージェント。女性のライフイベントの変化による転職のご相談、女性が長く働ける職場への転職のご支援など、豊富な転職ノウハウがあります。女性アドバイザーも多数在席しており、女性の転職希望者に寄り添いながら、その人に合ったキャリアのご提案を行っています。ぜひご相談ください。
また転職活動を行うにあたって出てくる疑問や不安について、キャリアアドバイザーと無料で1対1の相談できる「20代初めての転職相談会」も実施しています。まずはお気軽にご相談ください。
関連記事:type女性の転職エージェントの特徴