やりがいから見つけた将来のキャリア
この記事について
キャリアアドバイザー
坂本 麻奈実 のインタビュー
type女性の転職エージェントのキャリアアドバイザーの多くも、過去、悩みながら転職活動を行った女性転職者でした。
本インタビューはそんなキャリアアドバイザーの中のひとり、坂本 麻奈実にインタビューをしてきました!
長期的に働けないのではという不安から、安心して働くことのできる環境を求め転職活動をスタート
叶えての転職成功!
- 活動を通じて「長く働く」ためには何が必要を見つける
- オンもオフも楽しめる環境へ
プロフィール
坂本 麻奈実
type女性の転職エージェント
キャリアアドバイザー
新卒でジュエリーブランドの販売スタッフとして4年間勤務。担当部署からの異動をきっかけに自らのキャリアを見つめなおし、type女性の転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転身。現在は、過去の自身と同様に悩める女性へのキャリア提案を行っている。
松本 浩史
type女性の転職エージェント
マネージャー
前職では住宅販売の営業を7年経験。キャリアドバイザーの経験を経て、現在は営業・販売・サービス領域のインダストリマネージャーとして、マネジメントを行っている。
「長く働く」ことに不安を感じ転職活動をスタート
本日はお時間をいただきありがとうございます。今回は、転職活動当時を振り返りながら考えていたことから、実際に転職されるまで伺っていきたいと思います。それでは早速ですが、転職活動をされるまでのきっかけを伺えますでしょうか。
販売職として仕事をしていく中で、当時は漠然としたキャリアへの不安を感じていました。経験と働き方の2つに対しての不安ですね。このまま一生この仕事をやっていていいのかなとか、今後のライフイベントに合わせた働き方は難しいんじゃないかなと思っていて。
前々から転職を考えてはいたんです。具体的に考えたのは、担当していたブランドから異動することになったタイミングですね。
ライフイベントに合わせた働き方が難しいと感じていたとのことですが、そうした働き方をしていた方とか、ロールモデルになるような女性社員はいらっしゃらなかったんでしょうか。
実際に異動先の店長はお子さんもいて、時短で働かれていました。会社としては、育休・産休という制度は整っていましたし実際に使われていました。
一方で、体力面も含めて、子育てしながら他のスタッフと同じように実績を出すのって難しいなと感じたんです。
前職では接客順位というスタッフごとにランキングされる仕組みがあって、その順位が高くないと接客に立てないというルールがあったんです。子供を育てながら時短で働くことはできても、現実には限られた時間で他のスタッフと同じパフォーマンスを出さないといけない。今は良くてもいずれ気力と体力が追いつかなるなと思ったんです。
制度はあっても実際に使うとなると制約が多かった、ということですね。経験面、という点だとこういう経験を身に付けたいというものはあったんでしょうか。
正直なところ、何を身に付ければいいかというのは分からなかったですね。ただ、販売の経験よりももっと社会的に価値がある仕事があるんじゃないかとは考えていました。
いざ転職活動をされる際は具体的に何から行動し始めましたか?
転職サイトから見始めて、途中から転職エージェントにも相談し始めましたね。当時は事務の仕事を中心に探していました。
事務をしたかったというよりも、販売の仕事で体力的な厳しさを感じていたので、営業だとその点が改善されないイメージがあって見ていなかったですね。外回りって大変そうだし、時間的な制約が多そうだなと当時は考えていて、長く働けるイメージがありませんでした。
でも、当時相談していたキャリアアドバイザーの方に「もうちょっと真剣に自分のキャリアを考えた方が良い」と言われたんです。その方は、同じ販売を経験されていたキャリアアドバイザーの方で、自分の気持ちをよく理解してもらえていたということもありました。営業職も合わせて応募しはじめるようになったのはそこからですね。
転職活動をしてみた「長く働く」ために必要なこと
活動をする中で仕事への考え方が変わった、ということですね。営業の仕事も探し始めるにあたって具体的にどう考え方が変わっていったのですか。
今までの経験を生かせる仕事、という観点で探し始めたことですね。転職を考えてはいましたが、販売の仕事はとても好きでした。
では、一体なにが好きだったんだろうと振り返った時に、お客様に提案する中で満足してもらえたりとか、納得してもらえた瞬間は凄くやりがいを感じていた自分に気付いたんです。そこから、働くにはやりがいも大切なんだと思うようになりました。
キャリアアドバイザーの方から「そのやりがいや経験も活かすことができれば、長く働くって叶うんじゃないか」というアドバイスをもらって、それなら営業もアリだなと。
なるほど、それで営業職を受け始めたんですね。
内勤営業や外勤営業、業界には絞らず幅広く受けていました。営業という職種ではなくて、その仕事で気力と体力が続くのかという、転職活動を始めた時からの基本的な考えは変わらなかったです。育休・産休の制度なども見ていましたが、それよりも前職が女性が多い職場だったこともあり、女性が働いている割合や女性の活躍度合い、みたいな働くイメージが沸くかどうかも見ていましたね。同時に、仕事を長く続けるためには企業や社会に求められる人材でなければいけないんだ、とも感じていました。そうでなければ採用もされないし、望んでも長くは働けないんだなと理解したんです。
その中でキャリアアドバイザーの仕事を選んだ理由と、仕事内容も伺えますか。
ゆずれないポイントというか、希望が全て叶う仕事のがキャリアアドバイザーだったからですね。仕事内容としては、転職を希望されている方に現職に対する不満や転職で叶えたいものをヒアリングした上で、次のキャリアをご提案する仕事です。まさに当時相談にのっていただたキャリアアドバイザーの方と同じ業務ですね。
オンとオフ、メリハリの付けられる環境で仕事もプライベートも充実
実際に働いてみたざっくばらんな印象はどうでしょうか。
やりがいがあるというのはもちろんですが、職場の環境でいえばすごく働きやすいなと感じています。上手くいかなくて残業してしまうこともあるのですが、自由に仕事の配分ができたり自分のペースで進められることは魅力ですね。プライベートの面でも、先々の予定が立てやすかったり、友人との予定も合わせやすくなりました。夏休みに長期休暇をいただいて、今年は海外旅行にもいけて幸せを感じています。
さて、話は変わりますが、次に転職活動当時のことを伺いたいと思います。当時の面接官であり、そして今、坂本さんの上司となっている松本さんより、坂本さんの当時の印象と入社後の印象を伺えますでしょうか。
面接の際には、彼女の意志の強さを感じました。今回の転職で叶えたいことが明確だったことが印象に残っています。面接をする側としても、入社していただくのであれば長く働いて欲しいと考えていますし、働き方のことは理解ができました。
前職では実績を出していたことは分かりましたので、経験面での心配は全くありませんでしたので、あとはどれだけ会社の風土にマッチングするのか、キャリアアドバイザーとしての仕事をまっとうしてくれそうか、という点を見ていました。
入社した後も印象は全く変わっていないですね。転職希望者の方をどれだけ支援できるのか、という目標も毎回達成していて活躍してくれています。
ありがとうございます。それでは、最後に坂本さんと同様の理由で悩んでいる方へメッセージをお願いします。
転職活動を進める中で、あきらめないで転職しきった方がいいと思います。私は転職すると周りの友人にもずっと言っていて、やっと転職に踏み切ったのですが、悩んでいるだけでは何も変わらないので、思い立ったらすぐやってみることをオススメします。
これからも良い転職のご支援をお願いします!本日はありがとうございました。