【例文14選】販売職の志望動機の書き方・例文・面接のコツ【職種・経験別】
更新日:2025.08.18
この記事のまとめ
- 志望動機では「なぜ販売職なのか」「なぜこの会社なのか」「どう貢献できるのか」を伝える。
- 実際に店舗を訪問して具体的なエピソードを盛り込むのもおすすめ。
- 面接でも履歴書や職務経歴書と同じ内容の志望動機にする。
「販売職に挑戦したいけど、志望動機ってどう書けばいいの?」
転職活動でつまずきやすいポイントの1つが志望動機の作成です。「会社ごとにどう変えればいいのか」「販売職への熱意をどう伝えれば採用担当者の心に響くのか」「自己PRとの違いは?」など、作成時に悩んでしまう人も多いでしょう。
この記事では、販売職への転職を考えている方に向けて、採用担当者が「会いたい」と思う志望動機の書き方を徹底解説します。
未経験から挑戦する場合、同業種からの転職、アパレルや美容部員など職種別でのアピール方法まで、事例も豊富に用意しております。
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採用担当者が「会いたい」と思う!販売職の志望動機3つのポイント
「なぜこの会社で働きたいの?」
面接や履歴書で必ず聞かれるのがこの質問です。志望動機は、あなたの本気度や仕事への理解度をアピールします。
採用担当者は、志望動機から「自社のビジョンに共感しているか」「入社後、どのような活躍をしてくれるのか」を見極めています。「商品が好き」「接客が好き」という気持ちだけでなく、「なぜ販売職なのか」「なぜこの会社なのか」「どう貢献できるのか」という3つのポイントを明確に伝えることで、「ぜひこの人に会ってみたい!」と思ってもらえるでしょう。
本章では、熱意が伝わる販売職の志望動機の作り方を、3つのポイントに分けて詳しく解説していきますね。
「なぜ販売職なのか」という熱意と納得感
「なぜ他の仕事ではなく、販売職を選んだのか?」
この問いに答えることが、志望動機の要となります。
「人と話すのが好きだから」といった漠然とした理由だけでは、採用担当者に熱意は伝わりません。 お客様の課題を解決できたときの喜び、商品の魅力を伝えることで人の役に立ちたいという思いなど、販売職ならではのやりがいを具体的に語りましょう。
過去の経験から「誰かの笑顔のために何かをしたい」と感じたエピソードがあれば、それを結びつけることで説得力が増します。販売職への強い熱意と、その仕事を選んだ納得感のある理由を明確に伝えましょう。
関連記事:履歴書の「志望動機欄」の書き方/例文付き
「なぜこの会社(店舗)なのか」という企業への理解度と共感
「数ある企業の中で、なぜうちを選んだのか?」
採用担当者は必ずこの点を気にしています。他社でも通用するような使い回しの志望動機では、「この会社で働きたい」という本気度は伝わりません。
応募先の企業理念やブランドコンセプト、商品へのこだわり、店舗の雰囲気などを事前にしっかりとリサーチしましょう。そして、その企業が持つ魅力に自分がどう共感したのか、具体的なエピソードを交えて伝えます。
「御社の『お客様に寄り添う接客』という理念に感銘を受け、私もその一員としてお客様の最高のパートナーになりたい」といったように、企業への理解度と共感を具体的に示すことで、採用担当者は「この人は、うちのブランドを本当に理解してくれている」と感じます。
「〇〇ができます」という貢献意欲とポテンシャル
採用担当者が最も知りたいのは、「入社後に何をしてくれるのか」です。 これまでの経験から得たスキルや強みが、応募先の仕事でどう活かせるのかを具体的に伝えましょう。
たとえば、「カフェでの接客経験で培ったお客様のニーズを察知する力は、御社の販売スタッフとしてお客様に提案する際にも、活かせると考えています」といったように、過去の経験を入社後も活かせるスキルや経験を伝えることが重要です。
販売職は、単に商品を売るだけではありません。売上目標の達成、チームメンバーとの協力、店舗の雰囲気づくりなど、さまざまな側面で活躍が求められます。自分のポテンシャルを具体的に示し、「入社後、こんな風に貢献したい」という強い意欲をアピールしましょう。
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販売職に求められる適性やスキル
志望動機を作成するには、応募職種の理解が不可欠です。ここでは、販売職に求められる適性やスキルを紹介します。求められる適性やスキルと自身の強みやスキルがマッチするものを見つけて、入社後に活躍できる人材であることをアピールすることが重要です。
コミュニケーション能力
ただ話すのが上手なだけでなく、 相手の気持ちを汲み取る「聴く力」が何よりも大切 です。
お客様が何に困っているのか、何を求めているのかを会話の中から引き出し、最適な提案をする。そして、商品の魅力を分かりやすく伝え、お客様の心を動かす。こうした「聴く力」と「伝える力」を兼ね備えたコミュニケーション能力は、販売職の基本であり、最も重要なスキルと言えるでしょう。
課題解決能力
お客様は、何かしらの「悩み」を抱えて来店されます。
「夏服がほしいけど、自分に似合う服がわからない」
「肌の悩みを解決したいけど、何を使えばいいかわからない」
「大切な人に喜んでもらえるプレゼントを探している」
このように、お客様の言葉の裏にはさまざまな「悩み」が隠されています。 販売員は、その一つひとつを見つけ出し、最適な商品を提案して解決へと導く役割を担います。
お客様の言葉の奥にある本当のニーズを察知し、的確な解決策を提示することが、販売員の仕事のやりがいの1つです。
目標達成意欲
販売職には、個人や店舗全体で売上目標が設定されることがほとんどです。そのため、 ただお客様と楽しく話すだけでなく、目標を意識しながら仕事に取り組む姿勢が求められます。
どうすれば目標を達成できるのか、日々の行動を振り返り、改善していける人や最後まで諦めずに目標に向けて行動できる人は、大きな評価を得られるでしょう。チームで協力しながら目標達成を目指す協調性も大切な要素です。
商品知識を学習する研究意欲
「この商品、どういう特徴があるんですか?」と聞かれてすぐに答えられないようでは、お客様の信頼を得られません。
販売員は、お客様に商品の魅力を最大限に伝えるために、常に商品について学び続ける必要があります。 自社の商品だけでなく、競合他社の情報や業界のトレンドにもアンテナを張り、顧客のどのような質問にも自信を持って答えられるよう、日頃から研究する意欲が求められます。
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販売職の志望動機の書き方テンプレート
志望動機はパターンが決まっています。採用担当者の心に響く志望動機を作成するために、以下の5つのステップで構成してみましょう。
導入:結論から伝える
まず、 あなたがなぜその企業を志望するのか、結論から簡潔に述べましょう。 「貴社の商品と企業理念に強く共感し、販売職として貢献したいと考えております」といったように、一番伝えたいことを最初に持ってくることで、採用担当者はあなたの志望動機をスムーズに理解できます。
理由:販売職を志望する理由を具体的に
なぜ数ある職種の中で販売職を選んだのか、その具体的な理由を説明します。「人と話すことが好き」といった抽象的な理由ではなく、「お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、最適な商品を提案することにやりがいを感じるからです」といったように、あなた自身の経験や価値観を語りましょう。 販売職への強い思いが伝わる、説得力のある内容にすることが大切 です。
経験:自身の経験と販売職の共通点をアピール
これまでの仕事で培ったスキルが、販売職でどのように活かせるかをアピールします。たとえば、「前職の営業アシスタントの仕事で培った、お客様の潜在的なニーズを引き出すヒアリング力は、販売の現場でも活かせると確信しております」といったように、 具体的なエピソードを交えながら、あなたの強みと販売職の共通点を結びつけましょう。 未経験者の方は、接客経験のあるアルバイトやボランティア活動などから共通点を探してみてください。
貢献:入社後に会社にどう貢献したいか
入社後、あなたがどのように企業に貢献したいかを具体的に伝えましょう。ただ「頑張ります」と伝えるだけでなく、「お客様に心地よくお買い物を楽しんでいただけるように、これまでの経験を活かした丁寧な接客をいたします」「御社のブランド価値をより多くの人に伝えるため、SNSを使った情報発信にも積極的に挑戦したいです」など、 具体的な行動目標を盛り込むことで、採用担当者はあなたの入社後の活躍をイメージしやすくなります。
締め:入社への強い意欲と抱負
最後に、もう一度入社への強い意欲を伝えて締めくくります。「これまでの経験を活かし、チームの一員として売り上げに貢献したいと思い、志望いたしました」といったように、 熱意と前向きな姿勢で志望動機を締めくくりましょう。
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履歴書の志望動機の書き方
履歴書の志望動機欄に書ける文字数は、200~300文字程度です。文字数が多すぎると読みづらくなり、少なすぎると熱意が足りないと思われてしまいます。面接で話す志望動機は、上記の流れで作成した上で、履歴書用に要点をまとめるといいでしょう。各項目を短くするか、「結論→応募した理由→どう貢献していきたいか→締め」にすると読みやすいです。
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【ケース別】販売職の志望動機の例文
ケース別に志望動機の例文を紹介します。例文を参考に、自身の経験や思いを加えて、よりオリジナリティのある志望動機を作成してください。今回は履歴書や職務経歴書など応募書類に記載する志望動機の例文です。面接の場合は、応募先企業のことを「御社」と言うようにしてください。
【職種・業種別】販売職の志望動機のポイントと例文
- 応募する企業のブランドや商品を理解していることを、アピールするのも効果的です。
- ファッションや美容などは、知識や関心度の高さを伝えることで、専門性や熱意を伝えやすくなります。
- 実際に店舗を訪問して、具体的なエピソードを盛り込むことで、志望度が高く感じられます。
アパレル販売
化粧品・美容部員
家電販売
食料品・デパ地下販売
【未経験者向け】販売職の志望動機のポイントと例文
- 具体的な商品名や企業理念などを盛り込むことで、志望度が高く感じられます。
- 未経験ではあっても、前職で培ったスキルや経験をどのように活かせるかを具体的に示すことが重要です。
- 第二新卒の場合は、短期離職の懸念を払しょくできるように、成長意欲やポテンシャル、前向きな姿勢を見せることが重要です。
異業種から販売職への転職の場合
貴社のアパレルブランドを以前から愛用しており、店舗を訪れた際、コートを試着した私にスタッフの方が「その色は肌が明るく見えますね」と笑顔でアドバイスしてくださったことが印象に残っています。商品の特徴だけでなく、自分に似合う理由まで丁寧に伝えてくださった接客に感動し、「私もお客様にこうした体験を提供したい」と思うようになりました。
前職では事務職として、社内外の関係者とのやり取りやチーム内での情報共有、来客対応を通じて円滑なコミュニケーション能力を培ってまいりました。これらの経験を活かし、お客様との会話を大切にしながら最適な商品をご提案し、貴社の魅力をより多くの方に届け、売上向上に貢献してまいります。
第二新卒で販売職未経験の場合
貴社の「トレンドを取り入れながらも長く愛用できる服作り」という理念に惹かれ、志望いたしました。
就職活動時は、人と関わりながらチームで目標を達成できる環境を重視し、メーカーの営業事務職を選びました。そこで1年間、受発注管理や納期調整を通じて、正確な情報共有と円滑な業務進行を心がけ、社内外の関係者と信頼関係を築く経験を積みました。
その中で、お客様と直接関わり、自分の言葉で価値を届ける仕事に挑戦したいという思いが強くなり、販売職を志すようになりました。接遇マナーや基本的なビジネスコミュニケーションは前職で身に付けておりますので、入社後はブランド知識や商品提案力の習得に注力し、早期に戦力となれるよう全力で取り組みます。
【経験者向け】販売職の志望動機のポイントと例文
- 前職で培った販売経験やスキルを具体的に記述し、即戦力として貢献できることをアピールしましょう。
- なぜその企業の販売職を選んだのか、理由を明確に示すことが重要です。
- 企業理念やビジョン、商品・サービスへの共感を示し、入社意欲を伝えましょう。
同業種の販売職からの転職の場合
貴社の主力商品であるレザーバッグに以前から強い関心があり、その上質な素材感とデザインに魅了されてきました。その販売に携わり、お客様に価値ある体験を提供したいという思いから志望いたしました。
前職では若年層向けアパレルブランドで、洋服やアクセサリーの販売を3年間担当し、コーディネート提案やリピーター獲得を通じて商品知識と顧客対応スキルを磨いてまいりました。これまでの経験を基に、貴社商品の背景やストーリーを丁寧にお伝えし、一人ひとりのお客様に長く愛用いただけるようなご提案を行い、売上拡大に貢献したいと考えております。
他業界の販売職からの転職の場合
以前、肌の乾燥に悩んでいた際に貴社の店舗を訪れ、美容部員の方に相談したところ、肌状態を丁寧にヒアリングしてくださり、私に合った保湿美容液をご紹介いただきました。使用後に肌の調子が改善しただけでなく、その接客の温かさと商品の良さに深く感動し、「自分もお客様に同じ体験を提供したい」と強く思うようになりました。
前職では家電量販店にて電化製品の販売を担当し、お客様のニーズに合わせた提案やご年齢に合わせたわかりやすい商品説明を心がけてまいりました。この経験で培ったヒアリング力と提案力を活かし、化粧品の知識を積極的に習得しながら、お客様に信頼いただける美容のパートナーとして貢献してまいります。
第二新卒で販売職経験者の場合
前職ではジュエリーショップにて1年間、販売業務に従事し、売上目標に向けて粘り強く取り組む姿勢や、基本的な接遇マナーを身に付けました。お客様一人ひとりの好みやライフスタイルを踏まえた提案を心がけ、その結果、指名でご来店いただける機会も増やすことができました。
第二新卒として、まだ経験は浅いものの、その分柔軟に学び吸収する姿勢があります。今後は、より長い時間をかけてお客様の思いや背景を深く理解し、一生に一度の選択を安心して任せていただける存在を目指します。これまで培った接客力と成長意欲を活かし、お客様に「この人にお願いして良かった」と思っていただける提案を通じ、売上向上とブランドのファン拡大に貢献いたします。
【役割別】販売職の志望動機のポイントと例文
- マネージャーとしてどのような目標を達成したいか、具体的な目標を掲げることが重要です。
- 前職で培ったマネジメント経験やリーダーシップ、問題解決能力などを具体的に記述し、どのように活かせるかを説明しましょう。
- 企業理念や経営方針への共感を示すことも効果的です。
店長・マネージャー職
エリアマネージャー・スーパーバイザー職
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NG例から学ぶ!志望動機の失敗パターンと改善策
せっかくの熱意も、伝え方を間違えると採用担当者の心に響かないことがあります。ここでは、多くの人がやりがちなNGな志望動機のパターンと、その改善策を具体的にご紹介します。
NG例:「商品が好き」だけをアピール
「御社の〇〇という商品が大好きで、私もこの商品に関わる仕事がしたいです!」
大好きな商品に携わりたいという気持ちは素晴らしいですが、それだけでは「ただのファン」で終わってしまいます。 採用担当者が知りたいのは、その「好き」を仕事でどう活かしてくれるのか、という点です。
改善策:「好き」をどう活かせるのか実務ベースで盛り込もう!
「好きな商品に携わりたい」という気持ちを伝える際は、「その商品を好きになった理由」や「商品のどのような点に魅力を感じたのか」を具体的に伝えます。さらに「その魅力を、販売という仕事を通してどうお客様に伝えていきたいか」という視点を加えることが大切です。
例文
「貴社の『シンプルながらも機能性に優れたデザイン』に感銘を受けました。通勤時に使用している貴社の〇〇バッグが、軽量で収納力もあり、雨の日でも中身が濡れにくい構造でその使いやすさに感動いたしました。この素晴らしい製品をまだ知らない方々にも、私の接客を通して魅力をお伝えし、お客様の生活をより快適にするお手伝いをしていきたいと考えております」
NG例:使いまわせる志望動機
「お客様に寄り添う接客をしたいです」「お客様の笑顔が見たいです」
これらの言葉は、どの会社の販売職にも当てはまってしまうため、採用担当者には「他の会社でもいいのでは?」という印象を与えかねません。
改善策:企業ごとのオリジナルの志望動機を作ろう!
応募先の企業について徹底的にリサーチし、その企業ならではの強みや特徴に触れながら、なぜその会社で働きたいのかを具体的に語りましょう。 企業理念、商品、店舗の雰囲気など、具体的なエピソードを盛り込むと、あなたの志望度が一気に伝わります。
例文
「貴社の『お客様の個性を引き出すスタイリング』という理念に深く共感しております。実際に店舗を訪れた際、まさにその理念を体現したような、自分では選ばない一着をご提案いただき、それが今では私の一番のワードローブとなりました。お客様の新たな魅力を引き出す、そのようなハイレベルな接客こそ私が目指す理想であり、この経験から貴社の一員になりたいと強く感じた次第です。」
NG例:「学ばせてください」スタンス
「御社で多くのことを学び、成長していきたいです」
成長意欲は大切ですが、この言葉だけでは「受け身の姿勢」だと思われてしまう可能性があります。会社は学校ではないので、ただ「教えてもらう」だけの存在は求められていません。
改善策:成長意欲もアピールしよう!
「学ぶ姿勢」だけでなく、「入社後、どのように貢献したいか」を具体的に伝えることが重要です。 これまでの経験から得たスキルを活かし、会社に貢献しながら成長していくという、前向きな姿勢を見せましょう。
例文
「お客様にトータルコーディネートを提案できることを魅力に感じ、貴社を志望いたしました。アパレルに関する知識はまだ足りていないので、これからも学んでいきたいと考えております。前職のジュエリー販売で培ったお客様の利用シーンを細かくヒアリングし、ネックレスとピアスをセットでご提案するなど、売上を意識した商品提案は貴社でも必ず活かせると確信しております。貴社のブランドや商品の知見を深め、お客様にトータルコーディネートを提案できる販売員として、貴社の売上とブランド価値向上に貢献してまいります」
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面接での志望動機の伝え方
履歴書・職務経歴書の内容と一致させる
履歴書や職務経歴書など、応募書類に記載した志望動機と同じ内容を、面接で話します。 話す内容と提出済みの書類の記載が異なっていると、違和感を抱かれる可能性があります。面接では、書類に書いた内容を補足するような形で準備しましょう。
応募書類では300文字程度で簡潔に書いた志望動機を、面接では具体的なエピソードを交えながら詳しく話すことをおすすめします。また面接の質疑応答で志望動機について深掘りをされる可能性もあるので、より詳しく話せるように準備しておきましょう。
端的に結論から話す
最初に「貴社の○○事業における〇〇商品のブランディングや販売戦略と将来性に惹かれ、応募させていただきました」といったように結論から話すことが重要です。前述の「販売職の志望動機の書き方テンプレート」と同じ形式で話すと、話の要点が明確になり、面接官もあなたの話を理解しやすくなります。
声の大きさやスピードなど話し方を意識する
志望動機がどんなに素晴らしい内容でも、伝わり方によっては半減してしまいます。販売職は、接客がメインのため、面接でのやり取りや印象を見られています。下記を意識して話しましょう。
- 明るくはっきりとした声の大きさ
- 聞き取りやすい適切なスピード
- 自信を感じさせる姿勢や表情
面接の練習をする際に、面接を想定して実際に声に出してみることをおすすめします。録画をして、見返してみるのも効果的です。客観的に見ると、聞き取りやすさや印象、無意識の癖などが分かります。
面接が苦手な方は、転職エージェントに相談するのもいいでしょう。type女性の転職エージェントでは、事前に想定質問の提供や模擬面接などの面接対策も行っています。お気軽にご相談ください。
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販売職の志望動機に関するよくある質問
志望動機と自己PRとの違いは?
志望動機では「なぜこの会社で働きたいのか」を、自己PRでは「自分には何ができるのか」を伝えます。
自己PRは自分の強みやスキル、これまでの経験を通じて「自分が企業にどう貢献できるか」をアピールするものです。一方、志望動機は「なぜその企業、職種を選んだのか」という理由を述べ、企業とのマッチ度や働きたい意欲を伝えるものです。
利用したことがないブランドの販売職に応募できる?
応募は可能です。
ただし、「利用したことがない」ことをそのまま伝えるのはNGです。 面接前には必ず店舗に足を運び、商品のラインナップや接客スタイルを体験しておきましょう。 その上で、「客として貴社のサービスを体験し、〜〜という点に感銘を受けました」のように、具体的なエピソードを交えて志望動機を話すことで、あなたの本気度が伝わります。
高価格のブランドを利用するのは、難しいかもしれません。その際は、ブランドや企業について調べたり、口コミや利用している人に聞いてみるなど詳しく調べ、魅力に感じた点や共感した点をまとめておくといいでしょう。
販売職の志望動機の作成に効果的な企業分析の方法は?
企業HPや採用サイトを読み込む、実際に店舗に足を運ぶ、SNSやブログをチェックするなどがおすすめです。 実際に接客を受けてみたり、商品のラインナップや客層を肌で感じたりすることで、ネットの情報だけでは得られない「生きた情報」を収集できます。
可能なら、競合他社も調査し、店舗に足を運んでみるのもいいでしょう。「なぜうちの会社、ブランドなの?」に対して明確に答えられ、説得力のある志望動機が作れます。
働き方や福利厚生を志望動機にしてもいい?
働きやすさや福利厚生は、転職先を選ぶ上で非常に大切な要素です。販売職の方の転職理由で多いのが、土日勤務や残業の多さ、立ち仕事であることです。働き方や福利厚生に魅力を感じて応募することも多いでしょう。しかし、 志望動機のメインに持ってくるのは避けるべき です。採用担当者は「仕事内容や会社への貢献意欲」を最も重視しています。
もし、どうしても伝えたい場合は、「〜〜という働きやすい環境の中で、御社に貢献したいと考えております」のように、「働きやすさ=貢献へのモチベーション」という文脈で補足的に触れるようにしましょう。
販売職の志望動機に悩んだら、転職エージェントの活用がおすすめ
「自分にはどのような強みがあるんだろう?」「この経験、販売職で活かせるのかな?」
志望動機を考えていると、自己分析や企業研究に行き詰まってしまうこともありますよね。そのようなときは、 一人で抱え込まずに転職エージェントを活用してみるのがおすすめ です。
転職エージェントは、あなたのスキルやキャリアプランを丁寧にヒアリングし、あなたにぴったりの求人を紹介してくれます。さらに、応募先の企業が求める人物像を深く理解しているため、あなたの経験や強みをどのようにアピールすれば良いか、プロの視点から具体的なアドバイスをもらうことができます。
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まとめ
この記事では、販売職の志望動機について、採用担当者の心に響くポイントから例文、面接での伝え方まで詳しく解説しました。
志望動機では、「なぜこの会社の販売職を希望するのか」「自分が何で貢献できるのか」を伝えることが重要です。企業研究を行い、具体的に伝えることで、本気度や熱意が伝わります。
もし志望動機の作成に行き詰まったら、type女性の転職エージェントにご相談ください。type女性の転職エージェントでは、履歴書の書き方のアドバイスや添削、面接対策などの転職サポートも行っております。志望動機や自己PRに活かせるキャリアカウンセリングも実施しております。女性の転職支援実績も豊富にありますので、ぜひご相談ください。
販売職からの転職支援実績もあり、キャリアチェンジやキャリアアップ転職など、納得感のある転職の実現をサポートしています。無料で利用できるサービスなので、気軽にご相談ください。
またtype女性の転職エージェントでは、女性向け個別転職相談会・セミナーを実施しています。「販売職・サービス職の方向けの転職相談会」も平日、土日と実施中です。女性の転職支援の経験が豊富なキャリアアドバイザーに、転職の悩みやキャリアをご相談ください。転職のスペシャリストであるキャリアアドバイザーが無料で1対1の相談を承ります。
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関連する情報
ブライダル業界にて新規営業を経験。その後、営業代行の企業へ転職し調剤薬局のM&AやSaaSの法人営業を経験。転職希望者のサポートだけではなく、企業の採用課題にも貢献できるアドバイザーの仕事に魅力を感じ、type女性の転職エージェントキャリアアドバイザーに転身。