女性の転職面接の服装・スーツ選びはどうする?気になる疑問を徹底解説interview_clothes

更新日:2020.11.25

面接の服装イメージ

更新日:2020.11.25

女性のファッションは楽しみ方が幅広いため、いざ転職活動を始めようとすると、「これはOK? それともNG ?」と悩んでしまうことも多いでしょう。
面接の場はビジネスシーンであり、最低限守るべきマナーやルールがあります。
本記事では、転職活動中の身だしなみについて知っておくべきことを詳しく解説。業界別のアドバイスもお伝えします。

監修者:河村 泰子
監修キャリアアドバイザー
インテリア業界にて販売職として4年間従事。店長を勤める。自身の経験を活かした更なるステップアップを求め、type女性の転職エージェント キャリアアドバイザーへ転職。インテリアという高単価商材を扱っていた経験から、転職希望者に対してきめ細やかで丁寧な対応が強みとなっている。

面接官が見ているポイントpoint

面接のイメージ

面接官が転職者の服装を見るポイントは、「応募職種にふさわしい清潔感があるか」です。清潔感は、どの業界や職種でも第一印象を決める重要な要素です。面接に臨む際は、ベーシックでシンプルな服装を選びましょう。派手な印象やだらしない印象を与える服装は避けてください。

服にシワや汚れがついていたり、ストッキングが伝線していたり、靴のかかとがすり減っていたりすると、いくら上質なスーツを身につけていても不潔な印象を与えてしまいます。スーツは面接前にクリーニングに出し、清潔な状態で身につけましょう。面接前に鏡の前で全身をチェックして、身だしなみを確認することも大事です。

スーツを選ぶ時のポイントsuit

スーツのイメージ

スーツは上下同じ色のセットアップが基本です。ボトムはスカートでもパンツでも構いません。ただしワイドパンツのように極端な太さやゆとりのあるシルエットは、面接ではNGです。

スカートは膝丈を選びましょう。座るとスカートの裾が持ち上がって立っている時より短く見えるので、椅子に腰掛けた時の長さや見え方も確認してください。深すぎるスリットが入っているものも避けましょう。

スーツの色は、知的で真面目な印象を与えるネイビーやグレーがベスト。ただし金融や不動産などお金や資産を扱う業界では、黒や濃いネイビーなど、より落ち着きや誠実な印象を与えるダークカラーがおすすめです。反対にWeb・IT業界はベンチャーマインドが旺盛な企業が多く、入社後は私服勤務のオフィスも多いので、ライトグレーやベージュなど明るめの色を選んで華やかな印象を出してもいいでしょう。

面接の場ではベーシックなデザインが好まれるので、襟のあるテーラードジャケットを選ぶのが無難です。襟のないノーカラーやノーラペル、ボタンが二列に並ぶダブルブレストなどのデザインはおすすめできません。

ジャケットはサイズが合っていることも重要です。特に肩のサイズは大きすぎても小さすぎても見た目に違和感があり、見る人によってはだらしないと感じます。購入時に必ず試着し、肩がフィットするか、裾が長すぎたり短すぎたりしないかなどを確認してください。

インナーを選ぶ時のポイントinner

インナーのイメージ

インナーはシンプルで清潔感のある白がおすすめです。デザインは襟のあるブラウスがベストですが、カットソーでも問題ありません。ただし金融や不動産業界を目指す人は、かっちりとした印象を与えるボタン付きの白いシャツを着用することを強くおすすめします。

どの業界・業種でも、派手な柄物やデザイン性の高いものは避けてください。胸元が大きく開いたものや、キャミソールなど露出度の高いものは厳禁です。お辞儀をした時やかがんだ時のインナーの見え方もチェックしておきましょう。

靴を選ぶ時のポイントshoes

靴のイメージ

靴は無地の黒パンプスが定番ですが、スーツに合わせてネイビーやグレー、ベージュなどを選んでもいいでしょう。それ以外の派手な色や柄ものは避けてください。サンダルやスニーカーなど、カジュアルすぎる靴も面接にはふさわしくありません。

デザインは、リボンやコサージュなどの装飾がないプレーンパンプスを選びます。つま先が開いたオープントゥや、かかとの開いたミュールなども、面接には適しません。

極端にヒールが高いものや、逆にヒールのないフラットタイプは、どちらも面接ではおすすめできません。ヒールの高さは、3cmから7cm程度が適切です。特に細いピンヒールで高さが9cm以上あると、派手な印象を与えてしまいます。かといって、極端に太いチャンキーヒールも面接の場にはそぐわないと考えた方がいいでしょう。安定感がありつつ、一般的な太さのヒールを選んでください。

足元は清潔感を左右する大事なポイントです。「身だしなみは足元から」とよく言われるように、ビジネスシーンでは「初対面でまず相手の靴を見る」という人も少なくありません。靴の汚れやキズが目立ったり、ヒールがすり減っていたりすると、無頓着でだらしない印象を与えてしまいます。面接前に靴を磨き、細部までチェックしてから出かけましょう。

なおビジネスの場では、素足はマナー違反と考える人が多いので、ストッキングは必ず履きましょう。色は無地の肌色を選んでください。「自宅を出た時は問題なかったのに、気づいたら伝線していた!」ということも多いので、ストッキングの予備を持っておくと安心です。

バッグを選ぶ時のポイントbag

バッグのイメージ

バッグの色は、ベーシックなスーツに合う黒がベストです。あるいは、濃いネイビーや茶色でもいいでしょう。靴の色に合わせると、全身がバランスよく見えます。普段の通勤では、ピンクや赤などの明るい色や柄物のバッグを使っている人も多いと思いますが、面接の場では悪目立ちするので使用は控えましょう。

パッと見て高級ブランドとわかる特徴的なロゴやパターンが入ったバッグは、面接では避けるべきです。ブランドものを持つなら、シンプルで控えめなデザインを選んでください。

面接に応募書類を持参したり、会社のパンフレットなどを渡されて持ち帰ったりすることもあるので、A4サイズが入る大きさが適切です。面接中は椅子や床に置くので、形や素材がしっかりしていて倒れにくい自立式のバッグが好ましいでしょう。

夏場の面接での身だしなみ・マナーsummer

夏場のイメージ

最近はビジネスシーンでもクールビズが浸透していますが、面接の場は夏でもジャケット着用が基本です。また、蒸し暑い時期でもストッキングを着用するのがビジネスマナーです。

とはいえ、面接時に汗だくだったり、スーツに汗染みが付いていたりすると清潔感が損なわれますので、移動中はジャケットを脱いで涼しく過ごしてください。速乾性があったり、ひんやりした冷感素材を使ったインナーを着用するのも、暑さ対策としてはおすすめです。

夏はメイクが崩れやすくなったり、前髪が張り付きやすくなったりと、自宅を出た後でビジュアルが変化しやすい時期でもあります。少し早めに出かけて、面接会場となるオフィスビルやその近辺の化粧室でメイクを直したり、髪型を整えたりするといいでしょう。

冬場の面接での身だしなみ・マナーwinter

冬場のイメージ

寒い時期はスーツの上にコートやマフラーなどの防寒着を着用しますが、これらは応募企業のオフィスに入る前に脱ぐのがマナーです。ただし、手に持っていてもコートは目につくので、ビジネスシーンにふさわしいアウターを選んでください。

コートの色はスーツに合わせて、黒やグレー、ベージュなどのベーシックな色を選ぶといいでしょう。ダウンジャケットやモッズコートは、面接の場ではカジュアルすぎるのでNGです。

どんなに寒くても、インナーにニットを着用するのは避けてください。インナーはあくまでブラウスやカットソーが適切です。防寒対策をするなら、保温効果の高い下着を着用するなどして工夫しましょう。厚手のタイツも面接での着用は避けましょう。

気になる面接の服装Q&AQ&A

Q リクルートスーツではダメですか?

A 20代後半までなら問題ありませんが、30代以上は注意が必要です
ビジネススーツとリクルートスーツに明確な違いはないので、20代で転職するなら、新卒採用時に着用したリクルートスーツでも構いません。ただし30代以上で転職活動をする場合に、あえてリクルートスーツを着用する理由はありません。社会人経験を積んでいるからこそ、そのキャリアにふさわしいビジネススーツを選んだ方が面接でも好印象を与えられます。

Q 「私服で来てください」と言われたら、何を着ていけばいいの?

A 「ジャケット+ヒール」がおすすめです
面接に際して「私服で来てください」「オフィスカジュアルで着てください」と言われることがあります。これは「普段自宅で過ごしているような服装でもいいですよ」という意味ではないので注意してください。とはいえ、こうした指示を出す企業の場合、あまりに堅苦しい服装をしていると、社風に合わないと判断される可能性もあります。

「私服」「オフィスカジュアル」などの指示があったら、「ジャケットを羽織り、ヒールのある靴を履く」という意味に解釈して構いません。ジャケットを着用し、スニーカーやサンダルなどあまりにカジュアルすぎるアイテムは排除することで、「フランクで気取りがないが、最低限のマナーは心得ている」と示すことができます。

ただし、業界によって何をマナーとするかは違いがあります。詳しくは、次のQ&Aを参照してください。

Q 業界別の服装選びのポイントは?

A それぞれのカルチャーや価値観に合った服装を
金融や不動産業界の面接では、「カジュアルでいい」と指示があったとしても、黒かネイビーのスーツで面接を受けることをおすすめします。Web・IT業界は自由な気風が浸透しているので、必ずしも上下同色のスーツでなくても構いません。ただしひと口にWeb・IT業界と言っても、大手企業とスタートアップではカルチャーや価値観も異なります。事前に「どこまでのカジュアルが許されるか」の基準が見極められない場合は、面接ではスーツやジャケットを着用するのが無難です。

ここまでベーシックな服装をおすすめしてきましたが、アパレル業界だけは話が別です。この業界は唯一、自分の個性をファッションでアピールすべき業界です。ほどよくトレンドを取り入れて、自分のセンスをアピールしてください。

人材業界は、金融・不動産とWeb・IT業界のちょうど中間に位置します。全身を黒で統一する必要はなく、ネイビーやグレーなどダークカラーのスーツがおすすめです。

面接前の身だしなみチェックポイントCheckpoint

  1. point01

    洋服は面接に適したものか(派手な色や柄ではないか)

  2. point02

    洋服はシワやほころびがないか

  3. point03

    スカートの丈や胸元の開きは確認したか

  4. point04

    ストッキングは着用しているか、伝線していないか

  5. point05

    ストッキングの予備は用意したか

  6. point06

    靴は汚れていないか、かかとがすり減っていないか

  7. point07

    靴は面接に適した色・デザイン・ヒールの高さか

  8. point08

    バッグの色や形は面接に適しているか

まとめ
summary

ビジネスシーンにおける常識を知っていれば、転職面接でも特別な対策は必要ありません。普段の業務でも、クライアントや一緒に仕事をする人たちにどのような印象を与えるかは意識しているはずです。難しく考えず、「自分がこの人と一緒に働くならどう思うだろうか」という客観的な目線で服装をチェックし、明らかにマイナスやデメリットになる要素は排除して面接に臨みましょう。

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