女性の転職面接にはどんなバッグが必要?よくある失敗や選び方を解説
更新日:2023.12.27
この記事のまとめ
転職活動の面接で、どんなバッグを使うのが良いか悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
あまり違いがないように思えるバッグでも、色、形、素材によって印象が変わってくるため、面接官にマイナスな印象を与えないためには重要です。
この記事では、「転職時にバッグは必要?」「転職面接で使うバッグってどんなのがいいの?」などの悩みや不安をキャリアアドバイザーがお答えします。これから本格的に転職活動を始める方、面接に向けてバッグ選びで悩んでいる方は、参考にしてみてください。
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転職面接で選んではいけないNGバッグ4選
転職面接に使用するバッグの選び方でよくある失敗は、次の4つです。
- A4サイズの書類が入らない
- 必要な物をすぐに取り出せない
- スーツとの相性が悪い
- バッグが傷んでいる、汚れている
それぞれの失敗について解説します。
A4サイズの書類が入らない
転職面接に使用するバッグでA4サイズの書類が入らないものはNGです。
企業側から具体的な持ち物に指定がなかったとしても、資料や書類を受け取る可能性があるため、受け取ったものを折らずにしまえるバッグを用意してください。
A4サイズの書類、角2封筒が入るかどうかを目安にしてバッグを選びましょう。
必要な物をすぐに取り出せない
面接中に、バッグの中から筆記用具や手帳、ノートなどを取り出す可能性があるため、荷物でバッグがいっぱいになるのはNGです。
入社可能な日にちや連絡がつきやすい時間帯などを聞かれた際は、即座にスマートフォンやペンを取り出す必要があります。バッグの中身が整理されていなければ、面接官を待たせてしまうため良い印象とは言えません。
具体的には、ポケットの無いバッグを利用する場合はバッグインバッグを利用したり、逆にポケットが多いバッグを利用する場合は使うポケットを絞っておいたりするのがおすすめです。
面接で必要になりそうなものをすぐに取り出せるように整理し、余計なものは持って行かないようにしましょう。
スーツとの相性が悪い
プライベートや普段の仕事で使っているバッグを面接用として使うと、バッグの色、柄、素材が面接用スーツと合わない可能性があります。サイズがビジネス向きだとしても、色やデザインがスーツと合っていなかったりすると、あまりいい印象とは言えません。
面接の日程が決まり次第、スーツや髪型、靴と一緒にバッグを合わせて、TPOにあっているか、清潔感はあるかを確認しておくと安心です。
転職面接時の服装に関するマナー・ルールは下記記事で解説しています。面接官が見ているポイントや転職活動中の女性の身だしなみをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:【女性向け】転職面接の服装はどうする?マナーとNG服装を解説
バッグが傷んでいる、汚れている
普段の仕事で使っているバッグや、しばらくクローゼットにしまっていたバッグを面接に使う場合は、バッグが傷んでいる可能性があります。
面接官は、「清潔感」を意識しているため、服装や髪型を整えていても、劣化したバッグを使用していると悪い印象を与えかねません。
面接中にバッグから荷物を取り出すこともあるため、チャックがスムーズに動くか、裏地で破れていたり汚れたりがないかなども確認しましょう。バッグの汚れがひどいのであれば、早めに新品を調達するのがおすすめです。
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女性の転職面接に最適なカバンの選び方とは
女性の転職面接に最適なバッグの選び方のポイントは、次のとおりです。手持ちのバッグが面接に適しているかチェックしましょう。面接に適したバッグがない場合は、下記を参考に用意をしてください。
- A4サイズの書類が入るサイズにする
- ビジネスに相応しいシンプルな形にする
- 目立ちすぎない素材・カラーにする
- 床に置いたときに倒れないバッグにする
- 転職後も見据えたデザインにする
それぞれのポイントについて解説します。
A4サイズの書類が入るサイズにする
女性の転職面接時のバッグには、A4サイズの書類が収納できるかどうかを確認しましょう。
面接時には、企業側から資料や書類を渡される可能性があります。その際、書類を手に持って面接会場を出るのは情報漏洩やプライバシーへの配慮がないためNGです。
そのため、面接時はA4サイズの書類を折り曲げずに収納できる大きさのバッグを用意しましょう。バッグに書類をそのまま入れるのは、だらしなく見えるため、クリアファイルにいれてからしまうと好印象です。
ビジネスに相応しいシンプルな形にする
女性の転職面接に最適なバッグを選ぶポイントとして、シンプルでビジネスシーンに相応しい形かどうかを確認しましょう。面接官は、バッグを含む見た目の要素から清潔感やビジネスマナー、TPOを意識しています。
バッグで個性を出す必要はありません。ベーシックな四角いもので手提げタイプのビジネスバッグを選ぶのがおすすめです。高級ブランドや装飾がついていると、かえって目立ってしまいマイナスな印象を与える可能性があるため避けましょう。
目立ちすぎないシンプルな素材・カラーにする
女性の転職面接に最適なバッグは、目立ちすぎないシンプルな素材・カラーであるかが重要です。
バッグは黒、紺色、グレー、茶色、ベージュなど落ち着いた色で、服装とマッチしたものを選びます。スーツの色に合わせて選ぶと統一感がありおすすめです。
一方、キャンバス生地やデニムなどの布素材、装飾や大きなロゴ付きのデザインはカジュアルな印象が全面的に出るためNGです。
床に置いたときに倒れないバッグにする
転職面接時に最適なバッグとして、自立式のバッグがおすすめです。
面接時に荷物を置く場所がなく、バッグを床において面接するシーンは多くあります。面接中にバッグが傾いたり倒れてしまったりすると面接官も自分も受け答えに集中できないため、床に置いたときに倒れない自立式のバッグにするのが1つのマナーとされています。持っているバッグが床に置いたときに倒れないかを確認しておきましょう。
転職後も見据えたデザインにする
女性の転職面接に最適なバッグを選ぶポイントとして、購入する場合は転職後も使えるデザインかどうかを確認しましょう。転職面接は、新卒採用の面接とは異なるため、面接に特化しすぎたデザインにこだわる必要はありません。
最適なバッグがなく新調する場合は、面接に適していて、転職活動が終わってからも普段使いできそうなシンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。転職後に、PCを持ち歩く必要があれば自身の持っているPCのサイズにあったものを、資料を多く持ち歩くのであればマチが広いものを探しましょう。
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女性が転職面接にカバンを持っていく際のマナー3選
女性が転職面接にバッグを持っていく際に意識するべきマナーは、次のとおりです。
- 企業から「持ち物なし」と言われても、必ずカバンを持っていく
- 複数のカバンを持っていかない、使用しない
- 面接中は椅子の横の床に置く
それぞれのマナーについて解説します。
企業から「持ち物なし」と言われても、必ずカバンを持っていく
企業側から「持ち物なし」と指示されたとしても、バッグを持たずに手ぶらで行くのはNGです。
企業側が言う「持ち物なし」とは、「筆記用具を使った選考はしない」「履歴書不要」などを意味しています。今後の選考の予定についての話があったり企業側から書類や資料を渡されたりする可能性はあるため、必ずバッグを持って行きましょう。
女性の場合、メイクポーチやストッキングの予備など、緊急事態に対処できるものを持ち歩く必要があるので、バッグは必ず持っていきます。
複数のカバンを持っていかない、使用しない
面接には必要なものを持っていくのがマナーです。
遠方から面接を受けに来た場合、荷物が多く、バッグを複数持ち歩くことがあると思いますが、面接時には1つのバッグにまとめるのがおすすめです。
ビジネスバッグにシンプルな紙袋を合わせたりすることも、極力避けるのが無難です。
駅やショッピングモールにあるコインロッカーを利用して、不必要な荷物は面接会場に持って行かないようにしましょう。泊まりで面接を受けるのであれば、ホテルに預かってもらう方法もあります。事前に預けられる場所を調べておくと安心です。
面接中は椅子の横の床に置く
原則として、面接を受ける際はバッグを椅子の横に立たせて置きます。
人によっては「バッグの底は汚れている」と認識されているため椅子や机に置くのはご法度です。たとえ、バッグを床に置いたことがなくてきれいな状態だとしても、必ず床に置くようにしてください。
また、椅子の下に仕舞い込んだり、椅子の後方におくと面接中にバッグを取り出す際、椅子から立つことになったり、バタついたりする原因になるため不適切です。
自立式のバッグであれば椅子から少し離れた横に置き、自立式のバッグでないのであれば椅子の脚部分に立てかけます。
面接官が待っている部屋に入室する場合は、バッグを持った状態で挨拶をして、面接官から椅子に座るよう指示されたタイミングで床に置きます。自身が先に入室して面接官を待つ場合は、先にバッグを置いて待機しましょう。
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女性が面接に使用するカバンに関するよくある質問
女性の転職面接用のバッグはどこで買うべき?
お手頃な値段で転職面接用に適したバッグを購入するなら、スーツブランドが販売しているものが無難です。
スーツブランドが出しているバッグは、スーツに適したデザイン、サイズ、素材で作られているため、チグハグになる心配がありません。ビジネスシーンに使えるような機能が充実しているものや、使い勝手が良いものも多く、バッグ選びで失敗する可能性が少ないです。メーカーやブランドによって異なるものの1万円以下で購入することができます。
今まで仕事で使っていたバッグが劣化していたり、汚れや傷が目立ったりするようであれば、転職面接を機に買い替えを検討しても良いでしょう。
面接時のバッグはリュックでもいいの?
転職面接で、リュックはカジュアルな印象を与える可能性があるためNGです。
通勤時にリュックを使っている社会人は多くいますが、企業や業界によっては商談やクライアントとのミーティングにリュックは不適切とされることもあります。
ただし、自由な社風などをアピールしている企業などではリュックをOKとするケースもあります。その場合、スポーツ・カジュアルなタイプを避けて、ビジネスシーンでも違和感の少ないデザインを選びましょう。
面接時のカバンは代用できる?
急に面接が決まったり、用意していたバッグが傷んでいたり、面接用のバッグが用意できない場合もあるかもしれません。手持ちのバッグで代用することになった場合は、以下のポイントを押さえたものを選びましょう。
- 色は、黒、紺色、茶色、ベージュ、グレー
- 素材は、皮革、合皮、カジュアルすぎないナイロン系
- ビジネスシーンに合う落ち着いたデザイン
上記を参考に手持ちのバッグが面接に使えるか確認してみてください。
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まとめ
この記事の結論は下記の通りです。
- 転職面接で使用するバッグは「A4サイズの書類が入るもの」「荷物の出し入れがしやすいもの、スーツとの相性が良いもの」「汚れや傷がないもの」がおすすめ
- 面接時のマナーとして、「持ち物なしと言われてもバッグを持参する」「複数のバッグを持って行かない」「バッグは椅子の横に置く」といった3つを覚えておく
転職面接では、身だしなみや清潔感をチェックされますが、ビジネスシーンに適したバッグを使っているかも重要です。これからバッグを新調するのであれば、上記で紹介した選び方や注意点を参考にしてください。
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