長く働ける仕事とは?仕事選びのポイントや身につけるべきスキルeasy_to_work

更新日:2021.09.17

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更新日:2021.09.17

「長く働ける仕事に就きたい」と考える女性は多いでしょう。
転職活動をするときも、結婚や出産などのライフイベントでキャリアを中断することなく、ずっと活躍できる会社や職種を選びたいと考える人が増えています。

そこで本記事では、「長く働ける職種・会社とは?」「長く働くために必要なスキルはあるの?」「長く働ける仕事はどうやって選べばいい?」といった疑問にお答えします。

監修者:檀上 悠一
監修キャリアアドバイザー
檀上 悠一
営業職の転職支援を中心にキャリアアドバイザーとして従事。現在は営業職や販売・サービス職の転職支援を行うキャリアアドバイザー部の部長。第二新卒向けの面接対策や、女性の転職支援にも強い。

女性が転職先に希望する条件

女性が転職先を決めるときは、どのような条件を最も重要視するのでしょうか。type転職エージェントがヒアリング調査を行なったところ、次のような結果となりました。(2020年9月~2021年8月に登録した女性が対象)

転職先を決める際に最も重要視する条件

女性
1位 仕事環境
2位 職種
3位 給与
4位 風土、人

※type転職エージェント調べ 2020年9月~2021年8月

一番多かったのが「仕事環境」です。これは残業時間や土日休み、休日日数などの労働条件、産休・育休などの福利厚生、フレックス制やリモート勤務などの柔軟な働き方が可能であることなどを含みます。つまり「働きやすさ」を重視する人が多いということ。これは長く働き続けるための大事なポイントです。

では、具体的にどのような職種や会社が働きやすいのでしょうか。また、転職先の働きやすさを知る方法はあるのでしょうか。これらの点について、次の項目から詳しく解説します。

長く働ける職種とは?

結婚や出産などのライフイベントを経ても続けやすい職種なら、長く働くことができます。産休・育休から復帰しやすいこと、仕事と家庭の両立がしやすいことが主な条件です。長く働ける職種の代表としては、「営業」と「エンジニア」があります。

営業職が長く働ける理由1:労働時間で評価されない

営業は企業の売り上げを作る職種のため、常に需要があります。最大の魅力は、裁量を持って働けること。実力主義の職種なので、求められる成果さえ出せば、「どの顧客に対してどのようなアプローチをするか」「どんなスケジュールで訪問するか」といった仕事のやり方も基本的に各自で決めることができます。あくまで結果で評価される仕事であり、労働時間で成果を測るわけではないので時短勤務なども可能。意外にも育児と両立しやすい職種です。

営業職が長く働ける理由2:成果が給与ややりがいに直結

長く働くには、給与ややりがいも重要です。営業は個人の成果で評価されるため、結果を出せば昇給につながりやすいところも魅力です。また自分が頑張った分だけ評価されるため、やりがいを感じる機会も多くあります。

営業職が長く働ける理由3:外回りや飛び込みのない営業職が増加

営業の仕事に対して、「外回りが多く、体力勝負なのでは?」「飛び込み営業が多そう」といった不安を持つ人がいるかもしれません。でも実際には、外回りや新規開拓のない営業職もあります。

例えば「内勤営業」は、保険代理店や旅行代理店の窓口に来店した顧客に対して営業を行います。IT系の企業では、電話やメール、Web会議システムなどを使い、見込み客や潜在顧客にアプローチする「インサイドセールス」と呼ばれる職種もあります。いずれの場合も社内での勤務で、外回りはありません。

また既存顧客に対してフォローやサポートを行いながら、追加購入やより上位の商品・サービスへの移行を促す「ルート営業」なら、飛び込み営業やテレアポを行うことは基本的にありません。

コロナ禍以降、ZoomやGoogle Meetを使った商談が増えており、今後はオンラインが営業の主流となっていくと予想されます。よって体力に自信がない女性でも、ますます働きやすい職種になっていくでしょう。

エンジニア職が長く働ける理由1:常に高いニーズがある

社会全体でIT化やデジタル化が加速する中、技術職の需要は非常に高く、今後もこの状況が続くのは間違いありません。エンジニアの魅力は、技術を磨くほど人材市場でのニーズが高まり、自身の市場価値が上がること。次々と新しい技術が登場するので、常に自己研鑽して最新の情報をキャッチアップしたり、みずから進んで必要なスキルを学べる人なら、長く活躍できます。

エンジニア職が長く働ける理由2:男女の区別なく活躍できる

エンジニアは技術力で評価されるので、男女の区別はありません。女性だからという理由で給与水準が低かったり、昇給が遅くなったりすることはなく、実力で勝負できます。

エンジニア職が長く働ける理由3:女性が働きやすい環境の整備が進んでいる

IT業界では在宅勤務やリモートワークを推奨している会社が多く、時短勤務やフレックスタイムでの柔軟な働き方が可能な企業もたくさんあります。エンジニアはハードワークで夜遅くまで働いているイメージがあるかもしれませんが、現在は働き方改革や労務管理の厳格化が進み、なかには「残業が月10時間以内」を掲げるなど、女性が働きやすい環境を整備する会社が増えています。

なお、「女性が長く働ける職種といえば、事務職があるのでは?」と疑問を持つ人がいるかもしれませんが、実はそのイメージは過去のものとなっています。

確かに内勤で時間の融通はきくかもしれませんが、今後はIT化によって事務作業の大半がシステム化・自動化され、事務職の需要は減ると予想されます。すでにAIやアウトソーシングの導入によって事務職の採用は減少しており、現在でも事務職を希望する人が転職市場にあふれて飽和状態です。また産休・育休で職場を離れている間にIT化やシステム化が進み、自分の仕事がなくなるケースもあります。

これから事務職として長く働けるのは、高い専門性を持っていたり、売上改善や業務改善の企画を提案できたり、チームリーダーの資質があったりと、プラスαの能力を備えたスペシャリストに限られます。事務職として長く働くのは、思った以上に厳しいことを知っておく必要があるでしょう。

長く働ける会社とは?

女性比率や女性管理職比率が高い

「長く働ける会社」の特徴の一つが、女性比率や女性管理職比率の高さです。これらの数字が高い会社ほど、女性が活躍しやすいと考えられます。

逆に女性比率が低い会社は、男性優位の組織だったり、女性が評価されづらい環境だったりします。管理職比率についても、女性が少ない場合は昇進しにくい会社だと考えられます。女性が長く働ける会社を選ぶには、これらの比率を参考にするといいでしょう。

女性にもキャリアアップの機会や制度がある

職種の項目でも述べたように、長く働くには給与ややりがいも重要です。ずっと働いているのに会社から評価されなかったり、給与が上がらなかったりすると、仕事を続けるのがつらくなります。転職先を探す際は、女性のキャリアアップや評価制度、昇給・昇進の機会なども調べることが大切です。

産休・育休制度の利用実績がある

産休・育休制度の実績を確認することも大事です。制度があっても利用者がほとんどいなかったり、復帰した人が少ないケースもあるため、制度がどれだけ利用されているかをチェックすることをお勧めします。

これらの情報は企業の採用HPに記載されていることもありますが、管理職比率や評価制度、産休・育休制度の利用実績は自分で調べるのが難しい場合もあります。そんなときは、転職エージェントに相談するといいでしょう。

転職エージェントは独自の企業情報を持っています。またエージェント経由で企業に質問することもできます。知りたい情報がある場合は、転職エージェントを活用するのも一つの方法です。

長く働くために身につけたほうがいいスキル

コミュニケーション能力は、企業や職種・業種が変わっても通用するポータブルスキルです。どんな仕事においても、他者と関係を築くために必要なスキルであり、チームの一員として周囲と協力しながら働くには重要な能力です。上司や同僚、顧客など、関わる人たちと円滑に意思疎通できる人なら、どの職場でも長く働けます。

いまやパソコンを使わない仕事はないので、PCスキルも必要です。資料作成に使うWordやExcel、PowerPointを始め、基本的なPCスキルは身につけておきましょう。

長く働くために資格を取得したいと考えるかもしれませんが、資格があるからといって仕事に困らないわけではありません。「資格があればなお可」という程度に考えるといいでしょう。

特定の職種で必要とされる簿記や宅建、語学などの資格があれば、仕事の幅が広がります。MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)もPCスキルの証明としてお勧めの資格です。

長く働ける仕事選びのポイント

まずは自分が働き続ける上で何を大事にしたいのかを考え、その基準をもとに求人情報を見ることが大事です。もし残業を減らしたいのであれば、労働時間や平均残業時間を重視します。管理職になりたいのであれば、女性管理職比率や昇進のタイミング・スピードなどに注目します。労働時間、休日日数、仕事内容、残業時間、女性比率などの基本情報に目を通した上で、自分の重要視するポイントで求人を比較するといいでしょう。

とはいえ、会社が公表していない情報も多いため、調べてもわからないことはあります。面接の場で産休・育休の取得率や女性の働き方について質問していいのだろうかと迷う人もいるでしょう。

これらの情報は転職エージェント経由で確認できるので、知りたいことがあればキャリアアドバイザーに相談しましょう。気になる点を事前に確認した上で面接に臨めば、本番での質疑応答に全力を注ぐことができます。転職でわからないことや不安なことがあれば、ぜひtype転職エージェントにご相談ください。

まとめ
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近年は女性が働きやすい職場環境や制度作りに力を入れる企業が増えています。営業やエンジニアのように、実は女性が活躍しやすい職種もあります。長く働ける職種や会社とはどんなものかを知り、選び方のポイントを押さえて、自分らしいキャリアを築ける転職先を見つけてください。

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