未経験でも女性エンジニアになれる?転職で失敗しないためのコツも紹介!

更新日:2024.05.08

この記事のまとめ

  • エンジニアは在宅での作業が可能で引越しや結婚・出産などライフスタイルの変化にも強いため、近年は女性でエンジニアを目指す人の割合も増えている。
  • 募集している職種が自分のやってみたい仕事内容と合っているか、どの言語のスキルが必要なのかをチェックする。
  • 一般的にエンジニアとして向いている人に共通する特徴は、論理的に考えるのが好きなこと。

エンジニアへの転職を考えている人の中には、エンジニアとしての実務経験がなくても採用されるのか、あるいは未経験でも異業種からエンジニアへ転職できるのかなど不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、未経験でも本当にエンジニアになれるのか、習得しておくと便利なプログラミング言語、エンジニアに向いている人の特徴や性格など、エンジニアとして転職するためのポイントについてわかりやすく解説します。

 

監修者:宮崎 果林
監修キャリアアドバイザー
宮崎 果林
【保有資格】国家資格キャリアコンサルタント
IT企業でシステム開発とQAエンジニアを経験。業務知識を活かして人に価値を提供できる仕事をしたいという想いから、「type転職エージェント」へ。「エンジニアの気持ちが分かるキャリアアドバイザー」として、転職希望者の目線に合わせたカウンセリングを持ち味とし、多くのエンジニアからの信頼を得ている。

未経験でも女性エンジニアとして転職は可能

未経験でも女性エンジニアとして転職は可能

エンジニアへの転職と聞くと難しい専門知識が必要だったり、豊富な実務経験を求められたりするイメージを持つ人もいるかもしれませんが、未経験でも女性エンジニアとしての転職は可能です。 エンジニアは在宅での作業が可能で引越しや結婚・出産などライフスタイルの変化にも強いため、近年は女性でエンジニアを目指す人の割合も増えています。 

エンジニアの男女比

type転職エージェントサービスにご登録者いただいた人の中から、エンジニア経験者を対象に男女比データを算出しました。2017年時点ではエンジニアの女性比率は26.6%でしたが、2023年時点では39.7%と13.1ポイント増加しています。

上記はエンジニア経験者の転職データですが、実際の求人には未経験可の募集も多くあるため、 ウェブデザインとも相性の良いJavaScriptやPHP、AI・機械学習に使われるPython、汎用性の高いJavaなど需要の高い言語を習得していれば未経験でもエンジニアとして転職が可能です。 

未経験者がエンジニアとして働くときに必要なこと

未経験者がエンジニアとして働くときに必要なこと

基礎学習は済ませておく

可能な限りエンジニアとしての基礎的な知識を身につけた上で応募しましょう。

システムエンジニアのようにシステムの保守管理がメインで、実際に専門的なプログラムコードを書くわけではない職種もありますが、それでもまったく知識がない状態での入社は難しいと言えます。たとえば、入社直後は会社に慣れて業務内容を覚えるだけでなく、エンジニアとしての勉強も必要になるので、覚えることが多すぎて時間が足りなくなってしまう可能性もあります。

また、ある程度プログラミング学習や実践をしてみないと、エンジニアが自分に向いているのか判断も難しいでしょう。プログラミング言語は何種類もあり、それぞれの言語によって適している用途や学習難易度が異なります。

もし専門的に携わりたいプログラミング言語が決まっていない場合は、自分がどのようなエンジニアを目指したいのか、学習難易度も考慮した上で最低1つ選びましょう。

【言語の種類と難易度】

言語 おもな用途 習得難易度
html/CSS ウェブデザインの構築 ★☆☆☆☆
JavaScript Web上で動作するプログラムの構築
スマホアプリの開発
★★☆☆☆
PHP Web上で動作する予約システムや
ECサイト、アプリなどの構築
★★☆☆☆
Python AI(人工知能)・機械学習
データ分析
★★★☆☆
C OS開発
IoTシステム開発
★★★★☆
Java 大規模Webアプリ開発
スマホアプリ開発
★★★★☆

htmlやCSSはWebサイトの文章配置や装飾などに使われるため、Webデザイン系の仕事に必須といえます。問い合わせフォームや予約システムなど、動的なシステムをWebサイトに導入する場合はJavaScriptやPHPも必要となります。これら4つの言語は相性が良いためセットで学ぶケースも多いです。

汎用性が高い言語ならJavaを選びましょう。WebアプリやAndroidアプリの開発から、組み込みシステム、IoTシステム開発などあらゆる用途で使用する上、メジャーな言語の1つなので求人数も多く需要も特に高いです。

PythonやC言語も人気がある言語の1つです。PythonはAIや機械学習の分野が得意な言語ですが、Webアプリ開発にも対応しています。C言語は処理速度の早さと汎用性の高さが特徴で、OSの開発やロボット開発などさまざまなことに利用されます。

なお、 エンジニアとして実際に働くためには、ITリテラシーやITの基礎理論など言語以外の基礎学習もある程度必要 です。「ITパスポート試験」のようにITに関する基礎知識に関する試験・資格もあるため、受験しておくと自分の理解度が明確になります。

【言語の学習難易度】

プログラミング言語によって仕組みや覚えることの量が異なるため、学習難易度が変わります。紹介した中でも特に初心者でも学びやすいプログラミング言語はhtmlやCSSです。しかし、Webサイトの構築にしか使用しない言語であるため、 アプリ開発や組み込みシステム開発などをしてみたいなら、難易度は高くなってもJAVAやC言語など別の言語の習得をオススメします。 

特にC言語は古くから存在するプログラミング言語なので、C言語を学ぶことで後から作られた他の言語も理解しやすくなるのが魅力です。プログラミング言語を学ぶには、書籍やWebサイトを使用して独学で勉強する方法と、プログラミングスクールに通う方法があります。独学なら費用を抑えてマイペースに勉強できますが、わからないことがあっても質問できないため、学習サポートや転職サポートを受けたいならスクールに通いましょう。

募集しているエンジニアの種類、必要な言語を確認する

求人をチェックする際は、募集している職種が自分のやってみたい仕事内容と合っているか、どの言語のスキルが必要なのかをチェックしましょう。仕事内容やエンジニアの種類によって、必要となる言語も異なります。

エンジニアの種類(一例) 業務
システムエンジニア システムの要求分析、設計、仕様書の作成などをおこなう
プログラマー システムやソフトウェアを実際に作る
Webエンジニア Webサイトや、Webアプリケーションの設計・開発や保守管理をおこなう
組み込みエンジニア 家電や工業用機械などに組み込むプログラムを開発する
フロントエンドエンジニア Webサイトでユーザーが操作する部分(=フロントエンド)の開発や管理をする
テストエンジニア つくったシステムやプログラムにエラーやバグがないかテストする
ネットワークエンジニア 社内のネットワークを保守管理したり、物理的な配線・機器の設置管理をおこなったりする
サーバーエンジニア 社内サーバーの保守管理をする

一口にエンジニアといっても担当する分野が異なります。「指示された設計にしたがってコードを書きたい」ならプログラマー、「Webサイトの制作や管理をしたい」ならWebエンジニアやフロントエンドエンジニアなど、選ぶべき求人が変わってくるため自分のやりたいことを整理しておきましょう。なお、エンジニアの募集にはITコンサルタントやプロジェクトマネージャー(PM)など上流担当の募集もありますが、基本的にこれらのポジションは未経験不可です。

未経験から始められる職種と実務経験が必要な職種があるため、求人検索の際に確認しておきましょう。

関連記事:エンジニア職の職務経歴書の書き方とフォーマット

エンジニアに向いている性格・特徴

エンジニアに向いている性格・特徴

一般的にエンジニアとして向いている人に共通する特徴は、論理的に考えるのが好きなことです。プログラムは「Aに対してB」「CのときにD」など条件を次々指定して成り立つため、目的を達成するために順序立てて論理的な思考ができると仕事内容をスムーズに理解できます。

エンジニアの種類によっては論理的思考以外にも、向いている性格や特徴があります。いくつか代表的な例を見てみましょう。

エンジニアの種類 向いている性格・特徴
システムエンジニア 人と話すのが好き、
説明したり伝えたりするのが得意
プログラマー 1つの作業に熱中することができる
フロントエンドエンジニア デザインを考えたり勉強したりするのが好き
バックエンドエンジニア 構造を考えたり組み立てたりするのが好き

システムエンジニアは実際に顧客と対面し、どのようなシステムがほしいのかをヒアリングしたり、コードを書くプログラマーに向けて仕様を説明したりするのが仕事です。そのため、話すのが好きな人や説明するのが得意な人に向いています。

一方、プログラマーは自分1人で淡々とコードを書く単純作業に熱中できる人にオススメです。ただし、多くはチームで開発するため仲間とのコミュニケーション能力もある程度必要になります。

Webデザインを考えるのが好きなら、フロントエンジニアを選びましょう。Webサイトのフロントエンドは実際にユーザーが目にして触る部分にあたり、デザインも含まれます。どのようにすればユーザーが使いやすいか、ユーザー目線で考えたり他のサイトや書籍を見たりと勉強する機会も豊富です。

逆にバックエンドエンジニアは、Webサイトでユーザーの目に見えないシステムやデータベースなどの設計・構築を担当するため、裏方の仕事が好きな人に適性があります。

このようにエンジニアの種類によって適性が変わってくるため、 自分の性格と照らし合わせて将来的に長く続けていけそうなものや、興味のあるものに絞っていきましょう。 

失敗しにくくなる!エンジニアに転職するときのコツ

失敗しにくくなる!エンジニアに転職するときのコツ

未経験歓迎の求人を選ぶ

エンジニア向けの求人から、「未経験歓迎」「未経験可」などの記載があるものを選びましょう。最初から未経験者の就業を想定している求人の場合、独自の教育制度が設けられていて未経験からスキルアップしていけることが多いです。

未経験歓迎の求人では入社してすぐ働くわけではなく、いったん研修・教育期間を経てから本格的に業務へ携わります。企業によって「専門の研修センターで研修」「社内で資格を取得可能」「平均3ヶ月先輩についてもらい仕事を覚えられる」など、研修内容やスキルアップのサポートに関してさまざまな記載があるので比較してみましょう。

ワークライフバランスも重視して求人を選ぶ

エンジニアは会社によっては時短勤務やリモート勤務が可能でライフスタイルの変化に強いですが、業務内容や有する知識量によっては激務になる可能性もあります。そのため、将来的なワークライフバランスも考慮した上で求人を選択しましょう。

たとえばエンジニアに転職しさらに上の「ITコンサルタントやPMなどの業務を担当してみたい」のか「フリーランスとして独立を目指したい」のかで選ぶべき求人は変わります。また、将来的なライフスタイルの変化に対応したいなら給与や休日数だけでなく、リモート勤務が可能かどうか、あるいは将来的に出産や子育てで休んでも復職しやすいかなども考えておくとよいでしょう。

たとえばエンジニアの募集には「ブランクあり歓迎」「復職支援あり」「フリーランス志望歓迎」「完全リモート可」などの求人もあります。将来どのような働き方をしていきたいかじっくり考え、また未経験から飛びこんで学び続ける意欲と覚悟があるかどうかも再度確認してから求人を探しましょう。

関連記事:時短やリモート希望の女性エンジニアが知っておきたい転職の落とし穴

転職エージェントに相談する

転職エージェントは自分の性格やスキル、今後希望するキャリアプランなどに合った求人を紹介してくれます。また、自分の強みを見つけるサポートもしてくれるため、異業種からの転職でも共通して役立つ経験やスキルを見つけてくれるでしょう。

もし転職の意思がはっきりとは定まっていない場合でも相談だけできるため、プログラミング言語の学習指針を決めたい場合に利用することも可能です。

関連記事:女性向け転職エージェントを使うメリットとは? 活用方法と注意点も解説

まとめ

T業界では女性のエンジニア転職率が年々増加しており、未経験歓迎の求人も多くあるため、未経験からでもエンジニアへの転職は可能です。エンジニアにはシステムエンジニアやWebエンジニアなど多くの種類があり、企業次第ではキャリアアップを目指せたり、フリーランス独立を支援してもらえたりなど働き方もさまざまです。

自分がエンジニアとして将来どのようなキャリアを築いていきたいのか、将来像を明確にしてから求人を探しましょう。特に異業種からの転職は今後の将来設計で悩むことも少なくありません。自分にどのような職種や働き方が合うのか悩んだら、無料で利用できる転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。

type転職エージェントでは個別のキャリアカウンセリングを通して、一人一人に合った求人の紹介や面接対策などの転職サポートを行なっています。育児中の転職について不安や悩みがある人は、ぜひ一度お問い合わせください。

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