【転職すべきか悩んでいる方】お悩み事例別の最適な転職タイミングとは?
更新日:2024.02.05
この記事のまとめ
- 5年勤めても入社時と年収が変わらない、後から入社した人は年収アップしているのに自分だけ上がらないといった場合も、転職を検討してよいでしょう。
- 残業や休日出勤が多すぎて、ワークライフバランスが保てないという人は多いはず。まずは残業時間数や休日出勤の頻度といった客観的な数値をまず確認してみましょう。
- 転職したいと思うきっかけや理由は人それぞれ。しかし共通するのは、主観的にならず「客観的な事実」に目を向け、冷静に判断すること。
会社や職場に不満があっても「こんな理由で転職していいのかな」と不安になり、二の足を踏んでしまうもの。そこで、type女性の転職エージェント調べによる、多くの人が転職を決断する7つの理由に迫ってみたいと思います。
事例1:人間関係に悩む場合
仕事をするうえで、上司や同僚との関係性で悩む人はとても多いでしょう。中でも、上司との関係性で悩んでいる人が多い印象です。転職を考える時に気をつけなければならないのは、人間関係は社外から見えづらいということ。どうしても主観的になりがちなので、雑談や愚痴になってしまうのはNG。
具体的に何に悩んでいるのか、どんなシチュエーションがあるのかを明確にすると良いでしょう。上司の指示が明らかにおかしい、罵声が飛ぶ、理不尽なことで怒られる、仕事の成果が出ているのに評価につながらないなど、事実ベースのエピソードを整理してみてください。
面接において「職場の人間関係」を転職理由として伝えるには注意が必要です。面接官には職場の人間関係事情はわかりません。面接で現職の人間関係を説明してみても、人によっては「他責にしているだけでは」「あなた自身に問題はなかったのか」と思われるリスクもあります。面接官に伝える場合は、主観だけでなく客観的に伝える方法を意識しましょう。また、スキルアップしたい、新しいチャレンジをしたいなど、+αの転職理由があるとより好印象です。
関連記事:人間関係が理由で転職する方向けの失敗しない求人の選び方
\保有求人数 32,000件以上!/
事例2:給与に悩む場合
給与を理由に、転職を決断する人もたくさんいます。給与の伸び率が低い、業績不振でボーナスがカットされた、業務量とバランスが悪く割に合わないなど理由はさまざまです。
伸び率に不満がある人は、その人の能力や実績の問題なのか、会社全体の問題なのかを見極めることが重要です。会社全体の問題なら、それはすなわち業績不振。5年勤めても入社時と年収が変わらない、後から入社した人は年収アップしているのに自分だけ上がらないといった場合も、転職を検討してよいでしょう。
買収や合併により、給与規定が変わり、給与改定によって年収が下がる場合もあります。管理職の場合は、それによって大幅にダウンするケースもあり、転職を決意することも多いようです。
その際、いきなり年収アップの転職を目指すより、次の転職先でスキルをつけることによって、年収アップを狙うことをオススメします。入社時の年収は変わらなくても、その会社でスキルが身につければこう年収が上がっていく、こんな実績があるということや同年代の平均年収を調べられると、キャリアプラン設計の参考になります。その他の方法としては、専門の転職エージェントに相談して、モデル年収や評価基準などを聞いてみるのも良いでしょう。また実際に転職活動を進めていくと、内定や最終面接などでそういう情報を提供してもらえることもあります。
関連記事:女性が稼げる職種・業界は?仕事で活躍するために必要なスキルも紹介
事例3:働き方(残業、休日出勤)に悩む場合
残業や休日出勤が多すぎて、ワークライフバランスが保てないという人は多いはず。まずは残業時間数や休日出勤の頻度といった客観的な数値をまず確認してみましょう。
残業時間の場合、業界平均やそれぞれの価値観にもよるので注意が必要です。月20~30時間の残業でも、少ないと感じる人もいれば、多いと感じる人もいます。自分自身がどれぐらいの時間なら残業を許容できるのか、業界ではどれぐらいが平均的なのか確認してみると良いでしょう。
月60~80時間の残業時間が続いている場合、長期的に働き続けることは難しいので、転職を検討してみてもよいでしょう。面接時に具体的な数字を伝え、この状況を改善したいので転職を希望するとはっきり伝えてかまいません。
関連記事:女性が働きやすい職場の特徴や環境は?理想の職場を見つけるポイント
\保有求人数 32,000件以上!/
事例4:業界や会社の将来性が不安な場合
社会全体の景気は良くなりつつあるものの、いつ経営状況が悪化してもおかしくない昨今。会社の将来性が危ないという理由で転職を検討する人も非常に多くなっています。
とはいえ「将来性」を見極めるのは、現場の社員にとってなかなか難しいもの。転職の判断基準は、”面接時に企業側が納得できるような理由を言えるかどうか”がポイントになります。
ニュースになるなど明らかな経営不振になっているケースや、早期退職をたくさん募っている、退職者が相次いだ、ボーナスカットや給料改定が行われた、昇給が止まったといった事実があれば、将来性が危ないと判断して良いでしょう。
業界全体が飽和状態になっていてこれから先伸びる可能性があまりない、既存事業がどんどん縮小されるといった場合も、将来性に不安を感じますね。そんな時は社内のデータベースで決算情報を見るなど、根拠を調べたり整理して、言語化してみると納得間を持てます。
\保有求人数 32,000件以上!/
事例5:やりたい仕事が他にある場合
具体的にやりたいことが明確に決まっていて、リスクや現状とくらべてデメリットもしっかりわかっている場合、覚悟を決めたうえで転職するのをオススメします。
年齢ややりたい業種・職種によって、転職難易度は違います。20代前半~半ばまでの若手ならチャンスは多いですが、20代後半~30代になると即戦力が求められるため、キャリアチェンジの難易度は上がります。同じ業界内で転職するなど、やってきたことをある程度活かせるジョブチェンジなら、年齢を重ねても実現できる可能性が高いでしょう。
現状から逃げたいために勢いだけで転職を検討している場合は、思い直したほうがよいかもしれません。
転職によってリスクが生じることや、今手にしているメリットも手放すことになるということも頭に置いておきましょう。
関連記事:キャリアチェンジとは? メリットデメリットやタイミングを解説
\保有求人数 32,000件以上!/
事例6:評価に不満がある
何年経っても評価が変わらない、評価基準があいまいで不明瞭、周りは評価されているのに自分だけ評価されていないという時は、転職のタイミングと考えて良いでしょう。
ただその場合、客観的に見て本当に自分だけが評価されていないのか冷静に見極めるべきです。
「評価されていない」と感じたら、その要因にも目を向けてみましょう。評価基準がよくわからない、上司から評価についてのフィードバックを受けられない、上司と同じ職場で働いていない(客先常駐など)など、不満に思う理由があるはずです。バックオフィスやサポート系の職種だと、売上に直結する営業部門ばかり評価されることに不満を持つ方も多いですね。
まずは今の評価基準について、人事部などに問い合わせてみると意外と答えてくれることもあるのでオススメ。それでもダメなら、評価制度が明瞭な会社への転職を考えましょう。
\保有求人数 32,000件以上!/
事例7:結婚・出産・介護による状況の変化
ライフイベントに関する最も多い悩みは、社内にロールモデルがいないというもの。せっかく産休・育休をとっても、復帰している人がいないため辞めるというケースが非常に多くなっています。一緒に働く方々の理解やサポートが受けられるかどうか、復帰しても同じ職種に戻れるかなども一つの判断基準になってきます。
介護の場合は、介護休暇だけでは足りずに辞めざるを得なくなるケースが多いようです。若手女性の場合は、離職して地元に戻り介護を手伝う人が多くなっています。
仕事と、介護や出産・育児の両立はなかなか難しいもの。社会全体では、こうしたライフイベントへの理解が進んでいますが、企業としては配慮してくれる会社と、まったく配慮してもらえない会社に二極化している傾向があります。
女性のライフイベントも安心して迎えられる企業へ転職したい場合にオススメなのが、「くるみん」「プラチナくるみん」という認定マークを持っている企業への転職を目指すことです。
この認定マークは、厚生労働省が定めた「働きながら子育てがしやすい環境」の基準を満たしている企業のみが取得できます。昨今、女性の働きやすさを掲げる企業が増えてきているので、このくるみんマークは企業選択において判断の助けの一つとなるでしょう。
「くるみん」「プラチナくるみん」についての詳細は、下記記事をご覧ください。
くるみんとは? 子育てと仕事を両立しやすい会社を見つける目印!
関連記事:子育てママが転職成功する方法!企業選びのコツや注意点も解説
\保有求人数 32,000件以上!/
まとめ
転職したいと思うきっかけや理由は人それぞれ。しかし共通するのは、主観的にならず「客観的な事実」に目を向け、冷静に判断すること。
手帳などに書き出して整理するだけでも、すっきりするかもしれませんね。
type女性の転職エージェントでは、女性向け個別転職相談会・セミナーを実施しています。女性の転職支援の経験が豊富なキャリアアドバイザーに、転職の悩みやキャリアをご相談ください。転職のスペシャリストであるキャリアアドバイザーが無料で1対1の相談を承ります。