キャリアチェンジとは?ベストタイミングや成功のポイントcareer_change

更新日:2021.11.10

キャリアチェンジとは?ベストタイミングや成功のポイント

更新日:2021.11.10

自分の本当にやりたい仕事に挑戦したい。そう考えている方には、キャリアチェンジをおすすめします。ですが、未経験でのチャレンジには同職種・同業種での転職よりも、より綿密な準備・対策が必要です。

本記事では、キャリアチェンジが上手くいくためのポイントを紐解きながら、転職のベストなタイミングやキャリアチェンジのメリット・デメリットも含めて解説していきます。

監修者:坂本 麻奈実
監修キャリアアドバイザー
前職ではブライダルジュエリーの専門店で店長を経験。転職を考えたのは、ビジネスパーソンとして今後も社会で活躍できる女性でありたいと考えたから。一生に一度の結婚のお手伝いという職からより相手の人生に関わる深いサポートを行いたいと、キャリアアドバイザーへ転身。店長として店舗スタッフをマネジメントしていた経験から販売サービスの分野に特化したキャリアアドバイザーである。

キャリアチェンジとは

キャリアチェンジとは

「キャリアチェンジ」とは、未経験の職種や業種へ転職することを意味します。これには、同じ業種で別の職種、同じ職種で別の業種へ転職する場合も含まれます。

似たような言葉に、スキルや経験を活かして自分の役職や地位、待遇を高めることを意味する「キャリアアップ」があります。しかし、キャリアチェンジの場合は未経験からのスタートであるため、役職や待遇が下がる可能性に注意しなければなりません。

キャリアチェンジのベストタイミング

キャリアチェンジのベストタイミング

女性が未経験の職種に転職する場合、最も適した時期は20代中盤です。

「type女性の転職エージェント」における、20代女性を採用ターゲットとした求人を見てみましょう。未経験可となっている求人の割合は、ターゲットが23歳で32%、24歳で32%となっています。25歳では24%、26歳では23%とやや割合は落ちますが、23~24歳をターゲットしている求人よりも全体数が多いため、その分だけ未経験可の求人数も多くなります。
※2021年8月時点type女性の転職エージェントにて保有している「経験者募集求人」と「未経験者可」 の求人数を算出

なにより、20代中盤を採用ターゲットとした求人の数が他の年代よりも多いため、女性がキャリアチェンジを行うのにこの年代は最も適した時期と言えるでしょう。

これよりも早い時期だと就業経験が短く、仕事において成果を出すまでのサイクルを一通り経験できていないことがほとんどです。これはつまり、自分のキャリアにおける実績や身につけるべきスキルが足りていない状態と言えるため、キャリアチェンジを目指して転職活動をしても、企業側から「自分のキャリアをきちんと評価できていない」と見られてしまう可能性があります。

また、30代になってからのキャリアチェンジも可能ですが、より即戦力としての能力を求められるため、20代よりも難しくなってしまいます。そのため、企業側からその職種で求められるスキルを考えて、これまで培ってきた経験や能力をどう活かせるのかアピールすることが重要となります。

キャリアチェンジのメリット・デメリット

メリット

キャリアチェンジの一番のメリットは、希望の業界や職種で働けることです。自分が本当にやりたかったこと、興味があったことを仕事にできることは大きなメリットとなるでしょう。キャリアチェンジをすることで、働くやりがいや充実感を得られます。さらに新しいスキルが身につくので、自分のできることを増やし、キャリアを広げていけるのも魅力です。

デメリット

キャリアチェンジをする際のデメリットの一つは、年収が下がるケースがほとんどであることです。未経験の業界や職種に転職する場合はポテンシャル採用になるため、現職の業界や職種の年収水準が低い場合を除き、多くの場合年収が下がってしまいます。そのため、どのくらいの年収ダウンなら妥協できるのか、あらかじめ考えておく必要があります。

また、未経験の新人としてスタートするため、周囲に追いつくためには新たなスキルや知識を習得しないといけないことも注意が必要です。一人前に仕事ができるようになるまでは、相応の努力が必要になるでしょう。

キャリアチェンジの失敗事例

キャリアチェンジの失敗事例

キャリアチェンジに失敗してしまう場合、その多くには理由があります。たとえば、以下のようなケースが挙げられます。

【失敗事例・その1】イメージだけで応募先を決めてしまう

ありがちなのが単なる憧れや、「やってみたい」という気持ちだけで職種や業界を選んでしまうことです。いざ入社してみると自分のイメージと違った……なんてことはよくあります。

こういった事態を防ぐためにも、自分が目指す業界や職種について事前に調べておくことは重要です。実際に働いている人の働き方、求められる適性などはもちろん、専門書を読んだり資格の勉強をしてみるのもよいでしょう。

【失敗事例・その2】「今の仕事があっていない」という理由で転職する

「今の仕事は自分に向いていない」「今とは違う仕事がしたい」など、漠然とした理由で応募すると書類選考や面接の通過率が低くなる傾向があります。キャリアチェンジの場合、企業からは転職理由や志望動機についてかなり深掘りされます。特に志望動機は意欲を伝えるためにも具体的なエピソードとともに説得力のある回答が求められます。「なぜ自分はキャリアチェンジをしたいのか」を整理したうえで、選考に臨むことが必要です。

【失敗事例・その3】入社後に活躍ができない

興味のある仕事・やりたい仕事でも、入社後に思ったような活躍ができないと精神的に苦しくなってしまうことがあります。そうならないためにも、事前に目指す職種や業界について理解を深めておき、自分の経験や資格が新しい仕事に生かせないか調べておくことをおすすめします。今まで培ってきたスキルや強みをきちんと発揮できれば、入社後に活躍しやすくなるはずです。

キャリアチェンジの成功ポイント

キャリアチェンジの成功ポイント

では、実際にキャリアチェンジに成功した人は、失敗した人とどこが違ったのでしょうか。そのポイントを見てみましょう。

業務内容の理解ができている

「やりたい仕事だったけど実際やってみたら違った」「前の仕事に戻りたい」など、入社後にミスマッチが起きてしまうことがあります。そうならないためにも、応募企業の業務内容をしっかり理解しておくことが重要です。同じ職種でも会社によって裁量や業務の範囲が異なります。職種や業界、企業のことを調べて具体的にイメージをつけておくと良いでしょう。

自分のスキルや強みを転職先で活かせるか整理できている

「やってみたい」という気持ちは重要ですが、それだけでは上手くキャリアチェンジは行えません。自分のスキルや強みをどう活かせるか把握することが重要です。きちんと把握できていれば、面接でもアピールになりますし、入社してからも早期に活躍できる可能性が高くなります。

とはいえ、自分の長所を客観的に見ることは、なかなか難しいものです。そこで、転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントを利用すれば、第三者の視点から的確なアドバイスを得ることができるうえに、自分の強みが活かせる企業とのマッチングも手助けしてくれます。

まずは現職で希望職種への異動が可能かを確認している

目指す職種がある場合、転職せずとも、社内異動でその希望を叶えられるケースもあります。そのため、まずは上司に他にやりたい仕事があることを相談してみたり、場合によっては異動願いを出してみましょう。転職の面接において、「自分の希望を叶えるためにどういった行動をしてきたのか」は、必ず聞かれる項目です。何も行動していないのにキャリアチェンジしたいというのは説得力に欠けます。「現職でできる限りのことはしたが叶わなかった」そう言えるような行動実績を、今から作っておきましょう。

キャリアチェンジの場合の転職理由の伝え方

キャリアチェンジの場合の転職理由の伝え方

面接で必ず聞かれる質問のひとつが転職理由です。「どうして辞めるのか?」納得のいく理由を企業は求めます。なぜ以前の会社ではあなたの目標やキャリアビジョンが実現できなかったのか、その要因を説明するとよいでしょう。そのためには、なにが自分の目的を阻むボトルネックとなっていたのかを分析し、それが自分の力ではどうしても解消できなかったことをきちんと説明する必要があります。

キャリアチェンジの場合、転職理由の伝え方のコツは、ポジティブすぎる内容にしすぎないことです。あまりに綺麗事ばかりだと、本音ではないのではないかと面接官から怪しまれ、指摘や質問を受けやすくなります。ある程度、自身の本音を交えることで、転職理由に説得力が生まれることでしょう。

キャリアチェンジの場合の志望動機の伝え方

キャリアチェンジの場合の志望動機の伝え方

面接官は、「転職したいと思った理由」と「その業界・職種を希望する理由」に一貫性があるか、そして自社に応募した動機と整合性が取れるかどうかをチェックしています。説得力のある受け答えをするためにも、志望動機の構成はきちんと練る必要があります。

基本的な構成としては、「その職種を志望する理由」→「その業界を志望する理由」→「その中で応募企業を選んだ理由」の3段階で志望動機を伝えられるように準備しましょう。キャリアチェンジの場合は、特に『なぜその業界・職種に興味を持ったか』という点を重点的に考えるとよいでしょう。

また、志望動機ではその職種を目指す理由だけでなく、あなた自身の意欲を伝えることも重要です。入社してすぐにやりたいことだけではなく、将来どういった自分になりたいのか、1年後から5年後まで具体的にイメージして、自身が何を成し遂げたいのかを中心に伝えるようにしましょう。

入社後のミスマッチを防ぐために

入社後のミスマッチを防ぐために

職種や業界、企業について調べることのほかにも、ミスマッチを防ぐ方法があります。面接の際に、新人が最初に直面する壁や大変なことを質問してみるのも一つの手段です。「具体的にどんな仕事から任されていくのか」「同じように未経験で入社した人がどのくらいで一人前になるのか」など、自分が入社した際のイメージがつくような質問をするとわかりやすいでしょう。

また、転職エージェントを利用しているのであれば、懸念点や疑問点をキャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。企業の詳細な情報を提供してくれたり、気になる点を確認してくれるので、安心して応募することができます。

まとめ

キャリアチェンジにおいて重要なことは「意欲」と、それを伝えるための「準備」です。自分がどうしてその業界・職種で働きたいのか。その理由をきちんと整理して言語化し、上手にアピールできるよう準備していきましょう。ここで挙げた成功事例・失敗事例を参考にして、自身の転職活動に活かしてください。キャリアチェンジは、人生において重要な選択の一つです。将来のライフプランも見据えた上で、自分自身にとって最適な選択ができることを願っています。

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