【例文付き】転職理由の回答方法をケース別(キャリアチェンジや家庭の都合等)に紹介
更新日:2024.08.28
この記事のまとめ
転職活動の面接では、「なぜ転職をするのか」と理由を必ず聞かれます。しかしいざ答えようとしても、考えがまとまらなかったり、うまく伝えられなかったりした経験がある人は多いようです。
そこでこの記事では、具体的な回答例を挙げながら、面接での前向きな転職理由の伝え方と回答例文について詳しく解説します。
転職理由ランキング【2021年版】
女性の転職理由には、どのようなものが多いのでしょうか。type女性の転職エージェントに登録した人の転職理由ランキングを見てみましょう。(アンケートは重複回答可。1人あたり平均2~3件の希望が含まれます。)
転職理由の1位は、「業務内容」です。具体的には「今の仕事にやりがいを見出せない」「現在は幅広い業務を行っているので、専門領域に集中してスキルアップしたい」「もっと裁量のある仕事がしたい」などがあり、仕事内容が転職のきっかけになるケースが多いことがわかります。
2位の「キャリアチェンジ」は、「職種や業種を変えたい」との思いが転職理由になるケースです。営業職からシステムエンジニアへ、金融業からIT業界へ、販売職から営業職へなど、今までの経験を活かしつつ新しいフィールドでスキルアップしたいという回答が寄せられました。
3位の「その他」には、「コロナ禍なので在宅勤務がしたい」「会社が倒産した」などの理由も含まれます。4位の「会社・風土」は「社風が合わなかった」「経営方針が変わった」「経営状態が不安」などが、5位の「年収・待遇」は「もっと年収を上げたい」「評価されていない」「年功序列で昇進の機会がない」などが代表的な理由となっています。
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面接官が転職理由を聞く理由
面接官は「なぜ今の会社を辞めるのか(または前の会社を辞めたのか)」について、納得のいく理由を求めます。なぜなら、入社後に長く働いてくれる人物かどうかを確認したいからです。
転職理由を聞けば、「同じ理由ですぐに辞めてしまわないか」「転職すればその理由は解消できるのか」を判断する材料になります。また、「この人は何を嫌だと感じるのか」「仕事や働き方において何を重視するのか」といった価値観も確認できます。もし転職の目的や仕事への考え方がその会社にマッチすれば、「この人なら長く働いてくれそうだ」と判断され、面接を通過する確率が高まります。
「転職理由は何ですか」と聞かれたら、「なぜあなたが思い描くキャリアプランを前の会社では実現できないのか、構造的な理由をわかりやすく説明してください」という意味だと理解し、面接官が知りたいポイントを的確に伝えることが大事です。
関連記事:キャリアプランとは? 考え方と転職の面接で上手に伝える方法
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転職理由の面接での伝え方
面接官が納得できる転職理由を伝えるには、事前にしっかり準備をして内容を整理した上で、わかりやすく話すことが必要です。その際は、次の5つのポイントを意識するといいでしょう。
①4ステップで退職理由を整理する
退職理由を考える時は、下記手順で整理してみることをお勧めします。
<退職理由を整理する4ステップ>
- 「なぜ会社を辞めたいと思ったのか」を書き出す
- 現職(前職)の仕組みやルールを調べる
- 上司や先輩など、ロールモデルとなる人に話を聞く
- 将来も解消されない問題を見つける
退職を考えたきっかけを深く掘り下げれば、必ず構造的な理由が見つかります。構造的な理由とは、「自分の力ではどうしても解消できないボトルネック」です。それを客観的な裏づけとともに説明できれば、説得力のある転職理由を伝えられます。
まずは転職したいと思った原因を思いつく限り書き出しましょう。そして現職(前職)の仕組みやルールを調べたり、上司や先輩の話を聞いたりして、「将来も解消されない問題は何か」を明らかにします。面接のカギを握る大事な質問だからこそ、しっかり準備することが重要です。
②きれいすぎる内容にしない
まず大前提として、前職を辞めた理由について嘘をつくのはNGです。会社を退職するという重大な決断についてごまかす人物は、一緒に働く仲間として信用できないと判断されます。
加えて、ポジティブすぎる転職理由にしないのもポイントです。面接官から本当は別の理由なのではないかと疑われたり、鋭い指摘や質問をされやすくなります。本音ベースで話すほうが面接官も納得しやすいので、「ネガティブな内容で申し訳ないのですが…」などとフォローしつつ、きれいすぎない回答を心がけましょう。
③ネガティブすぎる内容にも注意する
本音ベースで伝えるのが大事とはいえ、ネガティブすぎる内容にも注意が必要です。特に会社への一方的な批判や愚痴に聞こえる答え方は避けましょう。「現在の環境ではどうしても実現できない」という事実を客観的な根拠とともに伝えることを意識してください。
④転職理由と志望動機に一貫性を持たせる
面接官は「ストーリーの一貫性」を重視します。なかでも転職理由と志望動機に一貫した流れがあるかどうかが重要です。
転職理由で「前の会社で自分の目標やキャリアビジョンを実現できないボトルネック」を説明し、志望動機で「御社ならそのボトルネックが解消できると考えた理由」を伝える。これが「転職理由→志望動機」をきれいにつなげて、面接官を納得させる話の組み立てです。
⑤シンプルに端的に話す
面接では、シンプルかつ端的に話すことを意識しましょう。面接をプレゼンテーションの場だと考える人もいるようですが、正しくはコミュニケーションの場です。
面接官への話し方によって、「もし入社したら、他の社員とどのように接するか」を見られています。面接でも、コミュニケーションの基本であるわかりやすさを意識した伝え方を心がけてください。
関連記事:転職の面接でよく聞かれる質問と好印象を与える回答のコツ
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面接での転職理由のOK回答例文
ここからはよくある転職理由を例に、具体的な回答例と伝え方のポイントを解説します。
転職理由:業務内容を変えたい場合の回答例文
【OK回答例文】
若いうちから責任ある仕事に関われる環境で就業したいと考え、転職を決意いたしました。ネガティブな話になってしまい大変恐縮ですが、前職では30代後半から管理職への昇進がかなう環境で、それまでは裁量のない補佐的な業務が大半を占めていました。そこで上司に「より裁量の大きい仕事を担当できないか」と提案したり、管理職に必要なマネジメントスキルを勉強したりとできる限りの努力をしましたが、現状が変わることはなく、年齢に対して経験値に物足りなさを感じておりました。そのため自身の実力次第で、年齢や役職に関係なく大きな責任を担える環境にて就業したいと考えております。以上が、私が転職を決意した理由でございます。
【回答のポイント】
この場合、企業側は「やりたいことは本当に今の会社では実現できないのか」「やりたいことを実現するためにどんな勉強をしているか」の2点を重視します。
まずはやりたいことができない理由が会社の仕組みや風土によるもので、自身の努力では叶えられないことを伝えることが重要です。加えて上司に提案をしたり、異動の希望を出したりと、実現のために行動したことを示すと説得力が増します。さらに目標の実現に向けて努力していることや意欲も示せば、やりたい業務に対する熱意が伝わります。
転職理由:残業や休日出勤が多い場合の回答例文
【OK回答例】
前職の会社では月に100時間を超える残業が続いたため、転職を決意いたしました。その理由は、「上司が会社に残っている間は、部下は退社してはいけない」という不文律があったからです。しかし私は、短時間で最大のパフォーマンスを上げるために努力を続けてきました。ですから私のような働き方を評価してくれる会社であれば、もっと組織のために貢献できると考えております。以上が転職を決意した理由でございます。
【回答のポイント】
「残業を減らしたい」という理由はネガティブなものと考えられがちですが、過度な残業や恒常的な休日出勤であれば、ほとんどの企業で納得してもらえます。具体的な数値や頻度を伝えると面接官もイメージがしやすく、説得力が増します。
可能であれば、残業や休日出勤が多い背景に、会社の仕組みや風土など自分の努力では改善できない原因があることを事実として伝えましょう。また、仕事の効率を上げる努力や工夫をしていたことも伝えれば、その経験が高く評価されます。
転職理由:年収が低い、年収を上げたい場合の回答例文
【OK回答例】
現職ではどんなに成果を上げても評価されず、転職を決意いたしました。新規顧客との折衝を担当し、予定外の仕様変更に柔軟に対応するなどした結果、そのクライアントから継続的に発注をもらえることになり、会社の売上増に貢献しました。ですが会社の評価軸と自分の強みがマッチせず、今後も年収が上がらない不安があるため、もっと自分の強みを活かせる職場で評価されたいと考えております。以上が、私が転職を決意した理由でございます。
【回答のポイント】
年収は企業への貢献度に応じて支払われる対価です。よって「年収を上げたい」という転職理由を伝えると、「年収が低いのは本人の能力やスキルが足りないからでは?」と思われる可能性もあります。
よって年収アップを求めるなら、自分がそれに見合う貢献ができると示さなくてはいけません。同じ職種、業界、年代ごとの年収と比較し、現在の年収が妥当か調べてみましょう。
現在の年収が妥当ではないと判断した場合は、「年収を上げたい」ではなく、「自分の強みを活かしたい(=会社に貢献したい)」と言い換えるのがポイントです。年収や給与が転職理由だとしても、「今後はさらに自分のスキルを高めて、実力で年収を上げていきたい」といった前向きな伝え方をすることが必要です。
関連記事:転職で年収アップするには?成功のコツと注意すべき点を解説
転職理由:職種を変えたい・キャリアチェンジしたい場合の回答例文
【OK回答例】
営業職として働いている間に、エンジニアと共にプロジェクトを進める機会が多くありました。顧客のニーズや課題解決のために、ヒアリングしながら技術の力で直接的に価値を生み出すことに大きな魅力を感じました。現職では配置転換の希望を出すも、会社方針として転換が認められず転職を決意しました。現在、独学でJavaを学び、実際にアプリ開発も行っています。実務未経験ではありますが、営業職として培ったヒアリング能力を活かし、御社のシステム開発に貢献していきたいと考えております。
【回答のポイント】
キャリアチェンジを転職理由とした場合は、憧れや挑戦したいという内容だけにならないように気を付けます。「営業職はノルマがきつかったから」「販売職は体力的に辛い」など、現在の仕事に対する不満や愚痴もNG。
今までの仕事の経験を活かして新たな職種にチャレンジしたい、そのためにこんな努力をして、応募企業に貢献したいと伝えるのがベストです。キャリアチェンジの場合は、志望動機と重複するところもありますが、ここでは辞めた理由を聞かれているので転職理由を明確に伝えるようにしましょう。
転職理由:業績悪化・リストラなど会社の将来性が不安な場合の回答例文
【OK回答例】
現職では業績悪化によりボーナスカットや給与の未払いが発生し、将来性に懸念を感じ転職を決意しました。業績改善のために売上拡大や業務改善などを行ってまいりましたが、今後も店舗の閉鎖が予定されていることから、安定した環境で働くことの重要性を痛感しています。この経験を通じて、逆境を乗り越える力も身につけましたが、今は新たな環境での挑戦を通して、さらに成長したいと考えています。安定した基盤のもとで、私のスキルを生かして貢献していきたいです。
【回答のポイント】
業績不振や倒産の場合は、会社都合であることを示します。厳しい環境の中でも工夫したり改善したことがあれば伝えて、その上で転職を決意して新たな環境に挑戦したいと前向きに伝えます。
リストラの場合は、「個人に原因があるのではないか」と面接担当者が不安にならないように、会社都合であることやリストラの対象者の選定基準などに触れて、個人に原因がないことを明確にしましょう。
転職理由:転職回数が多い場合の回答例文
【OK回答例】
新規事業立ち上げの重要性を強く感じ、新たに挑戦したいと思い転職を決意しました。A社ではリテール営業として個人顧客を対象にし、次にB社とC社で法人営業を担当しました。これらの経験を通じて、幅広い顧客層に対応する能力と、各種市場ニーズを深く理解する力を磨くことができました。その後、自分のスキルをさらに活かすため、前職では企画職に挑戦し、商品開発とマーケティング戦略の策定に携わりました。ここで、市場分析から実際のプロダクト開発に至るまでのプロセスを経験し、既存サービスの改善により売上を伸ばす成果を上げました。これらの経験を通して、新規事業立ち上げの重要性を強く感じ、挑戦したいと考えています。これまでの経験を活かし、御社で新たな価値を創造し、売上拡大に貢献していきたいです。
【回答のポイント】
転職回数が多いと「また転職をしてしまうのではないか」と採用担当者は不安に感じてしまいます。転職理由に一貫性があることが伝わるように意識しましょう。
一番よくないのは、「1社目の転職理由は残業の多さで、2社目はスキルアップで、3社目は評価制度の不満」などと、それぞれの転職理由に一貫性がなく何の脈絡もないこと。いつも場当たり的な転職を繰り返してきた人という印象になってしまいます。
関連記事:転職回数が多い女性の場合の職務経歴書の書き方とは? 好印象につなげるための注意点を解説
転職理由:家庭の都合(介護・家族の転勤など)の回答例文
【OK回答例】
家族の介護の必要があり退職をいたしました。父親が倒れ、遠方の実家で介護が必要になりました。しかし、現職には地方拠点がなく、リモートワークも対応外だったため、家族を支えるために退職を決意しました。現在は父が施設に入り、私は仕事に専念できる状況になり、これまでの経験を活かして貢献できる会社で働きたいと転職を決意しました。
【回答のポイント】
介護や家族の転勤など家庭の都合を転職理由として伝えても問題ありません。転職先の勤務に影響がある場合は、事前に伝えておくことで理解を得られたり、働き方を考慮してもらえる可能性もあります。その場合は、「在宅勤務を希望しているが、残業は可能です」など、働き方の制限はあるものの前向きに仕事に取り組む姿勢を伝えるといいでしょう。
また家族のサポート体制なども伝えておくと、「業務への影響がでるのではないか」という採用担当者の不安を払拭することができます。
転職理由:結婚や出産、育児が理由の場合の回答例文
【OK回答例】
結婚を機に、ライフイベントの変化があっても長期的にキャリアを築ける環境で働きたいと思い、転職を決意しました。現職では産育休からの復職例がなく、子どもがいると女性の管理職になれないなど、将来的なキャリアの不安を感じています。プライベートと仕事の両方で成長し続けることが私の目標であり、そうした変化をサポートし、長く働ける環境で貢献したいと考えています。
【回答のポイント】
結婚や出産をきっかけに、働き方を見直したいと考える方も多いでしょう。面接で結婚や出産が転職理由だと伝えること自体は問題ありません。
ただし企業の採用担当者の中には「時間の制限がある人」という印象を持つ人がいるのも事実です。結婚や育児をメインの理由にするのではなく、転職を考えたきっかけに留めて、「ライフステージが変わっても長く働きたい」というように伝えるといいでしょう。ライフイベントによる働き方の見直しだけではなく、「家庭と仕事を両立しながら、会社に貢献をして成長していきたい」といった前向きな伝え方ができればベストです。
ここまで転職理由の伝え方を詳しく紹介してきました。とはいえ、「一人では転職理由を整理できない」「この内容は伝えていいのか判断できない」と悩むこともあるでしょう。その場合は、type女性の転職エージェントにご相談ください。
type女性の転職エージェントでは、年間10,000名を超える女性の転職希望者をサポートしています。専任のキャリアアドバイザーがキャリアカウンセリングを行い、応募書類の作成や面接対策、転職の困りごとを支援します。転職理由について不安なことやわからないことがあれば、ぜひ一度お問い合わせください。
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面接で避けた方がいい転職理由
面接で伝える転職理由の回答例を紹介しました。転職理由は嘘をつくのはNGできれいすぎる内容にならないように、気を付けるのが基本ではありますが、伝えないほうがいい転職理由も実はあります。伝えることでネガティブな印象を持たれたり、不安を持たれる可能性があるので注意してください。
人間関係やハラスメント
【NG例文】
上司から18時に「今日中によろしく」と資料作成を依頼されたり、突然1時間執務室で叱責されたり、これ以上上司と仕事をするのが辛く、転職を決意しました。
事実であっても、伝えないほうがいい転職理由もあります。例えば「一緒に働く人と相性が合わない」などの人間関係に関する理由は、面接官から厳しい評価を受けやすくなります。どの会社においても人間関係が合う、合わないということはあるため、採用担当者が不安に感じてしまうからです。
ハラスメントなどについても、実際にどの程度のものだったのかを正確に伝えるのは難しく、面接官がどう受け取るかわからないため、他の理由を話すのが無難です。
関連記事:人間関係が理由で転職する方向けの失敗しない求人の選び方
漠然とした転職理由
【NG例文】
前職で身に付けた営業スキルや経験を活かして、もっとスキルアップがしたいと思い転職を決めました。強みを活かして御社で活躍していきたいと思います。
「スキルアップしたい」「もっと成長したい」など、漠然とした転職理由も避けましょう。前向きな転職理由としてよくありそうですが、具体性が伴わないと採用担当者には伝わりません。本当は違う転職理由があるのではないか、何がしたいのか分からないと思われる可能性があるので、転職先で具体的にどんな仕事がしたいのか、スキルを伸ばしたいのかを伝えるようにしましょう。
転職理由を伝える時は、現職や前職の批判や愚痴だけになってしまわないように気を付ける必要があります。不平不満だけになってしまうと、他責な印象やネガティブな印象を与えてしまいます。改善に向けて取り組んだこと、工夫したことなど、自分からアクションを起こしたことを伝えて、それでも叶わなかったので転職したいと考えたというように、客観的に納得できる転職理由に言い換えるようにしましょう。
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転職理由に関するよくある質問
転職理由と退職理由の違いは何ですか?
退職理由が、前職を辞めるきっかけとなった理由を指します。例えば「残業が月○○時間あった」「ボーナスがなかった」「人事異動で、違う部署に配属された」といったものです。
一方の転職理由は、退職理由を踏まえたうえで「転職でどう解消するか」といった解決策も指します。例えば「現職で希望したポジションが充足しており、異動が難しかったため」という退職理由だった場合、併せて「転職をして、前職では叶えられなかったマネジメント職に就き、人材育成で貴社に貢献したい」といった転職後のビジョンも伝えます。
転職理由と志望動機の違いは何ですか?
志望動機は「応募先の企業で働きたいと思った理由」です。企業は志望動機を聞くことで、求職者の熱量や志望度をはかっていたり、この求人にマッチした人材かどうか判断しています。
一方の転職理由は、前述したように「転職をして、前職では叶えられなかった○○を実現したい」といった転職後のビジョンになります。志望動機は企業ごとに変わりますが、転職理由は転職活動における軸になるので、企業によって変わることはありません。
【志望動機例文】
新規事業に挑戦したいと考え上司にもその意向を伝えていましたが、現職ではしばらく新規事業は行わない方針であることが分かり、転職を決意しました。企業を探していく中で、貴社は○○業界のなかでもパイオニアとして積極的に新規事業にチャレンジしていく姿に感銘を受け、貴社を志望いたしました。
上記のように、転職理由と志望動機に一貫性をもたせることで、より企業の採用担当者を納得させることができることから、志望動機を考える際は転職理由を起点に考えると作成がしやすいでしょう。
「新しいことに挑戦したい」を転職理由にしても良いですか?
「新しいことに挑戦したい」だけで転職理由を話してしまうと、抽象度が高すぎて「本当にそうなのかな?実は違う理由があるのでは?」と採用担当者が懸念する可能性があります。また、勤続年数が少ないのに「新しいことに挑戦したい」とだけ伝えた場合も、採用担当者は「飽きっぽいのかな?」とマイナスな印象を抱くいてしまうかもしれません。
新しいことに挑戦したいという気持ち自体はポジティブなので、転職理由とする場合は、「どういったことに挑戦したいか」具体性を必ず入れて伝えるようにしましょう。
まとめ
転職理由は面接で必ず聞かれる質問です。それだけ面接官にとって重要な項目であり、質問の意図を理解して相手が求める回答ができれば、あなたの評価もアップします。本記事で紹介した伝え方のポイントや回答例を参考に、しっかり準備して面接に臨みましょう。
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