転職活動の流れと注意点
更新日:2024.06.24
いざ転職活動を始めようとしてみると、何から始めたら良いか分からない、という方が大半ではないでしょうか。
このページでは転職活動を始めるにあたって、まず考える必要があることを順番に説明していきます。
理想の働き方を見つけるために1つずつ整理していきましょう。
転職で叶えたいことは何ですか?
女性の転職理由
type転職エージェントにてカウンセリングを実施した女性転職者 (22~33歳)のアンケート
期間:2016年1月~2017年1月 対象:約6000名
調査結果のグラフは、type女性の転職エージェントを通じて昨年1年間で転職活動を行った約6000名の女性転職者の方にお聞きした、転職において優先度の高い転職理由のランキングとなります。
「働き方の改善をしたい」が49.6%、「福利厚生・産休育休」が25.1%と、女性転職者の約75%は長期的な就業やライフイベントを見越しての転職活動を行っていることが分かります。
その他、専門性を身につけたい、などの「スキルアップ・キャリアアップ」は15.7%、「年収を上げたい」は11.8%と続き、人間関係の悩みを含めた「職場環境」が13.4%という結果となりました。
この結果からも見て取れるように、「ライフイベントを見据えて、長期的に程よく働きたい」という女性転職希望者が圧倒的に多いことが分かります。
関連記事:長く働ける仕事とは?環境や制度など重要なポイントも解説
\保有求人数 32,000件以上!/
No.1 働き方を改善したい 49.6%
働き方を改善したい方の多くは「残業時間を減らしたい」「土日休みにしたい」「しっかり休みを取りたい」「時短で働きたい」などの理由が多い傾向にあります。
この転職理由で特に注意すべきは、働き方だけでなく、自分自身が何にやりがいを感じるのかや、現在の経験を生かせるかという視点も重要です。
働きやすい仕事探しと合わせて、今までの経験を生かしながら働き方を改善できる仕事を探す、ということも重要です。
No.2 福利厚生・育休産休が充実した会社にいきたい 25.1%
大別すれば働き方の改善と近しい転職理由ですが、結婚の予定がある方や既婚者の方だけでなく、将来的なライフプランに不安を感じる20代女性にも多い傾向にあります。
この転職理由で注意すべきことは、その仕事や業界、企業に興味があるかという視点が抜け落ちやすいことです。
長期的に働くためには、その会社の何が良くて応募しているのかをしっかりと考えた上で、より広い視点で考える必要があります。
関連記事:くるみんとは? 子育てと仕事を両立しやすい会社を見つける目印!
No.3 スキルアップ・専門性を身に付けたい 15.7%
長く働くために、あるいは年収を上げるために「スキルアップをしたい」「専門性を身に付けたい」と、15.7%の女性転職者が考えています。
この転職理由の方で多いのは、具体的にどのような専門性を身に付ければ良いかイメージできていないことです。この場合はあなたの今までの仕事を通じて感じてきた“やりがい”が何だったのかを振り返ってみると答えが見つかりやすくなります。
No.4 職場の雰囲気を大切にしたい 13.4%
職場の人間関係や、雰囲気の悩みで転職をされる方は男性よりも女性の方が多い傾向があります。一般的な人間関係の悩みから、セクハラ・モラハラなどの原因によって悩まれている方まで幅広くいらっしゃいます。
この転職理由の方で大切なことは、採用面接において職場の雰囲気や面接官(上司になる方)の印象を見ることや、できれば面接の際に社内見学をさせてもらうことです。転職後に同じことで悩まないよう、しっかりと見ておく必要があります。
関連記事:人間関係が理由で転職する方向けの失敗しない求人の選び方
No.5 年収を上げたい 11.8%
優先順位としては働き方に劣るものの、やはり年収は上げたい方も多くいらっしゃいます。
異職種・異業界の仕事へキャリアチェンジする場合には、年収を上げることが難しいため、現在の業務や専門性を生かして転職すると叶えやすい悩みです。
また、最初は年収を下げて転職をするものの、専門的なスキルが身につく仕事を選び、将来的に年収を上げていくという考え方もあります。
関連記事:転職で年収アップするには?成功のコツと注意すべき点を解説
No.6 長く働きたい 6.4%
6.4%というとかなり少数派に見えますが、長く働くためには「残業時間を減らす」と考える方も、「人間関係が良い職場にする」と考える方もおり、その定義は様々なため、実際には大多数の女性転職者が見ているポイントです。
長く働きたい、と考えるためには上記の5項目を参考にしていただき「自分にとって何が長く働くために必要だと感じているのか」を整理することが必要です。
関連記事:女性が長く働ける仕事を見つけるには?キャリアップに役立つ資格も紹介
\保有求人数 32,000件以上!/
本当に転職すべき?
転職を考えられる理由は人それぞれ。スキルアップのためや働き方の改善などさまざまな理由で転職をされる方がいらっしゃいます。
一方で、今の環境で本当に転職理由が叶えられないのかを確認せず、イメージや思い込みで転職をし、失敗してしまう方が一定数いらっしゃることも事実です。
転職理由が本当に叶えられないのか、上長や先輩へ相談をすることによって転職理由が解消される場合もあります。
職場での立場が悪くなってしまう場合もあるため、事前に確認すべきとは言いきれませんが、できる限り事前に確認をした上で、それでも希望が叶わないことが分かった場合は、あなたが転職をすべきタイミングです。
転職すべき人の例
事例①希望する仕事に携わりたい
このケースの場合は、今の職場にて希望する仕事に携われないか、あるいは希望する働き方ができないかを確認することをオススメします。職場の上司へ相談すれば、あなたの希望の仕事を任せてくれる場合もあるためです。
ただし、会社によっては確認をしたことで、あなたの立場が悪くなってしまう場合もあるため、実際に転職活動をしてみてから現職と比較検討するのも良いかもしれません。
事例②働き方を改善したい
働き方の改善をしたい場合には、同僚や先輩の働き方、社内風土、制度面などから、希望が叶わないと既に分かっているケースが多いため、具体的に転職活動を進めてみることをオススメします。
一度転職活動をしてみれば、あなたが希望する条件の求人が有るのか無いのか、そうした求人が多いのか少ないのかを知ることができるため、現職の環境と比較検討することができるためです。
事例③会社の環境が合わない
このケースの場合は、どうしても改善できない状況なのか、もう一度考えてみましょう。場合によっては、部署異動等で解決でき、転職せずとも良い場合もあります。
相談をした上でそれでも希望が叶わないと分かった場合は、あなたが転職をすべきタイミングだと言えるでしょう。面接を受ける際には同じミスマッチがおきないよう、しっかりと確認するようにしましょう。
\保有求人数 32,000件以上!/
応募書類の準備
いざ企業に応募するとなった際に用意しなければならいものが職務経歴書と履歴書です。
面接の場を得るために非常に重要なこの書類について、type女性の転職エージェントにて日ごろお伝えしている内容の一部をお伝えさせていただきます。
職務経歴書
職務経歴書の基礎的な書き方とフォーマットについてご説明します。
履歴書
履歴書の基礎的な書き方についてご説明します。