販売職10種類を徹底解説|仕事内容・年収・向いている人

更新日:2025.09.29

販売職10種類を徹底解説

この記事のまとめ

  • 販売職とは、店舗や施設に来店したお客様に対し、商品やサービスを直接提供する仕事。
  • 販売職は、扱う商品やサービス、働く場所によって大きく5つの業態に分けられる。
  • 求人情報を見たり、実際に店舗を訪れたりすることで、その仕事のリアルな姿が見える。

「人と話すのが好き」「接客に興味がある」。そう思って販売職を調べているものの、「種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」と迷っていませんか?

一言で販売職と言っても、アパレル、家電、化粧品、旅行、食品など、扱う商品や業態によって仕事内容は全く異なります。求められるスキルや、その先のキャリアパスもさまざまです。

この記事では、販売職への転職や興味がある方に向けて、販売職の種類を体系的にわかりやすく解説します。

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そもそも販売職とは?営業職との違いを解説

販売職とは、店舗や施設に来店したお客様に対し、商品やサービスを直接提供する仕事です。単に商品を売るだけでありません。お客様の悩みやニーズをヒアリングし、それに合った商品を提案することで、「この商品を買ってよかった」という満足感や「このお店に来てよかった」という体験価値を提供することがミッションとなります。

販売職の仕事内容

販売職の仕事内容

  • 接客:お客様への挨拶、ニーズのヒアリング、商品やサービスの説明・提案、クレーム対応など
  • 販売:レジ操作、商品の包装、配送手続きなど
  • 商品管理:入荷商品の検品、在庫管理、陳列、ディスプレイなど
  • 清掃: 店内の清掃、整理整頓など
  • その他:売上報告、キャンペーン企画、顧客情報の管理など

関連記事:販売職の仕事とは?やりがいやキャリアパスなどを解説

販売職と営業職の違い

販売職と営業職はどちらも「売る」という点では共通していますが、販売職は「お店に来てくれたお客様に商品を売る仕事」で、営業職は「お客様を探しに行き、商品やサービスを売る仕事」と言えるでしょう。次の比較表で詳しく見ていきましょう。

項目 販売職 営業職
顧客との関係 不特定多数の顧客 特定の顧客、企業
商品 モノ モノ、サービス、ソリューション
働く場所 店舗 顧客先、社内、店舗
主な業務 接客、販売、在庫管理など 顧客開拓、ニーズヒアリング、提案書作成、契約交渉、アフターフォローなど
専門性 商品知識など 商品知識に加え、市場分析、交渉力、プレゼン能力など

このように、販売職と営業職は顧客との関わり方、販売対象、業務内容などが異なります。どちらの職種もお客様に商品やサービスを提供し、企業の売上向上に貢献するという目的は同じですが、それぞれの役割や求められるスキルは異なることを理解しておく必要があります。

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販売職の業態は大きく分けて5種類

販売職の業態は大きく分けて5種類

販売職は、扱う商品やサービス、働く場所によって大きく5つの業態に分けられます。それぞれの特徴があるので、働く環境を考える参考にしてみてください。

小売業

私たちが最も身近に触れる機会が多いのが小売業です。メーカーや卸売業者から仕入れた商品を、消費者に販売します。働く場所は、百貨店、スーパー、コンビニ、専門店のほか、オンラインストアなども含まれます。

【特徴】

  • 多岐にわたる商材:食品、衣料品、家電、家具、書籍など、非常に幅広い商材があります。
  • 多くの顧客と関わる:お客様の数が多く、一人ひとりの対応時間は比較的短めです。
  • 店舗運営スキルが身につく:接客だけでなく、商品の品出し、陳列、在庫管理といった店舗運営全般のスキルが求められます。

卸売業

メーカーから商品を仕入れ、それを小売業者や企業に販売するのが卸売業です。一般消費者と直接関わることは少ないため、BtoB(企業間取引)の販売職と言えます。

【特徴】

  • 専門性が高い:特定の商品や業界に特化していることが多く、専門的な知識が求められます。
  • 継続的な関係構築:一度取引が始まると、長期的な関係を築くことが重要です。
  • 営業職に近い側面もある:小売業者への提案や交渉も重要な仕事であり、営業職と重なる部分も多いです。

飲食業

カフェ、レストラン、居酒屋、ファストフード店など、飲食物を提供する場所での販売職です。調理と接客の両方を担当する場合もあれば、接客に特化して働く場合もあります。

【特徴】

  • ホスピタリティが重要:お客様に食事だけでなく、心地よい時間や空間を提供することが求められます。
  • 繁忙期が明確:ランチタイムやディナータイム、週末などは特に忙しくなる傾向があります。
  • チームワークが不可欠:キッチンスタッフやホールスタッフと連携し、スムーズな店舗運営を行うことが重要です。

サービス業

形のない「サービス」を提供するのがサービス業です。ホテル、旅行代理店、美容院、フィットネスジムなどがこれに当たります。お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、最適なプランや体験を提案することが主な仕事です。

【特徴】

  • 形のない商品を売る:商品そのものではなく、お客様が得られる「体験」や「価値」を提案します。
  • ヒアリング力が重要:お客様の漠然とした要望を具体的に引き出すコミュニケーション能力が求められます。
  • 高い専門性:業界特有の知識や資格(美容師免許、旅行業務取扱管理者など)が必要になる場合があります。

その他

上記以外にも、多様な販売職が存在します。例えば、メーカー直販の販売員は、自社製品の専門家として、お客様に商品の魅力を深く伝えます。また、訪問販売やイベント販売など、店舗を持たない形態もあります。

【特徴】

  • 深い商品知識:自社製品への深い理解と情熱が求められます。
  • 特定の顧客層に特化:富裕層向けの高額商品や、特定のニーズを持つ層に向けた商品を扱うことが多いです。
  • 成果が明確に現れる:インセンティブ制度が導入されていることもあり、自分の努力が収入に直結する傾向があります。

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【種類別】販売職の仕事内容や年収、向いている人

アパレル販売員

洋服、バッグ、靴、アクセサリーなど、服飾洋品雑貨を販売する仕事です。商品の仕入れや在庫管理、ディスプレイなどを担当することもあります。

ブランドによって顧客層は異なり、商品の価格帯は幅広く、ファストファッションからハイブランドまで多岐に渡ります。百貨店、路面店、ショッピングモール内のテナントなどで勤務します。

アパレル販売員は、単に商品を売るだけでなく、お客様の好みやニーズに合わせて品物を選び、他の商品と組み合わせたトータルファッションとしてアドバイスできることが重要です。適切なアドバイスをするために、流行の把握、商品の特性の理解、販売員自身が商品を魅力的に着こなす必要があります。

年収

厚生労働省のjob tagによると、アパレル販売員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • ファッションやトレンドへの関心が高い人。
  • コミュニケーション能力が高く、お客様に寄り添って提案できる人。

関連する資格

  • リテールマーケティング(販売士)検定
  • 色彩検定

メガネ販売

店舗に来店したお客様の視力を測定し、商品の選定や加工を行います。お客様のライフスタイル、使用目的(普段使い、読書、パソコン作業、スポーツなど)、目の悩み、予算などを丁寧にヒアリングし、最適なメガネフレームやレンズを提案します。近視、遠視、乱視、老眼など、お客様の視力やニーズに合わせて、適切なレンズの種類や機能(単焦点、遠近両用、中近両用、ブルーライトカット、UVカットなど)を提案する仕事です。

お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、分かりやすく説明する能力に加えて、レンズ加工やメガネの調整・修理などの技術も求められます。

年収

厚生労働省のjob tagによると、メガネ販売員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • お客様の悩みをじっくりと聞き、専門的なアドバイスができる人。
  • 眼鏡作製技能士の資格取得を目指すなど、専門知識を積極的に身につけたい人。

関連する資格

  • 国家検定資格「眼鏡作製技能士」

化粧品販売員(美容部員)

化粧品販売員は、百貨店、コスメ専門店、ドラッグストアなどで、化粧水、ファンデーション、口紅などの化粧品のアドバイスや販売を行います。

来店されたお客様の悩みや希望をヒアリングし、スキンケア、メイクアップ、ヘアケアなどカウンセリングを行い、商品を提案します。お客様に似合う色や商品を選び、実際に使い心地を確かめてもらいます。

接客販売だけではなく、流行のメイクや化粧品の知識、メイクアップの技術などが必要になります。商品の購入を促すのがミッションなため、セールストークも重要です。

年収

厚生労働省のjob tagによると、化粧品販売員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • 美容やスキンケアに興味関心がある人。
  • お客様の肌の悩みに共感し、最適な商品と使い方を提案できる人。

関連する資格

  • 日本化粧品検定

電器店店員

家電量販店で、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの白物家電、PC、スマートフォンなどのデジタル製品などの販売や設置、アフターサービスなどを行います。価格帯は数万円から数十万円と高額な商品が多いです。
来店されたお客様の相談に乗りながら、希望の商品を説明し購入を促します。商品購入が決まったら、保証書の記入や設置工事や配送などの手続きを行い、必要に応じてアフターサービスで修理などの対応をすることもあります。

年収

厚生労働省のjob tagによると、電気店店員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • 最新の電化製品やIT技術に関心がある人。
  • お客様のニーズを聞き出し、専門的な知識を用いて論理的に説明できる人。

関連する資格

  • リテールマーケティング(販売士)検定
  • 家電製品アドバイザー

デパート店員

デパートの店員は、お客様に最高のショッピング体験を提供する重要な役割を担っています。百貨店の売り場で、 アパレル、食品、宝飾品、雑貨などの販売を行います。商品陳列や顧客情報の収集、クレーム対応、キャンペーンの推進、ギフトラッピングなど、業務内容は多岐に渡ります。母の日やクリスマスなどの繁忙期には、人員が手薄な売り場に応援として入ることがあります。担当する売り場の異動があるのも特徴です。

丁寧な言葉遣い、立ち居振る舞い、身だしなみなど、デパートにふさわしい接客マナーが求められます。インバウンド需要の高まりにより、英語力が必要となる場面もあります。

年収

厚生労働省のjob tagによると、デパート店員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • 丁寧で洗練された接客スキルを身につけたい人。
  • 幅広い知識を学び、お客様に上質な「おもてなし」を提供したい人。

関連する資格

  • リテールマーケティング(販売士)検定
  • インテリアコーディネーター
  • カラーコーディネーター
  • シューフィッター

医薬品販売/登録販売者

ドラッグストア、薬局、コンビニなどで、市販されている医薬品を販売する仕事です。市販されている医薬品を販売できるのは、薬剤師と登録販売者のみになり、登録販売者は第2類医薬品、第3類医薬品の販売をします。

お客様に単に商品を渡すだけでなく、お客様の質問や相談に親身に対応し、一人ひとりの症状や悩みに合わせたアドバイスを提供することが重要な役割です。

また、ドラッグストアなどの勤務先によって、扱う商品は医薬品だけではありません。健康食品、日用品、化粧品など、医薬品以外の商品の販売や、品出し、レジ業務なども担当します。専門的な知識とホスピタリティの両方が求められる仕事です。

年収

厚生労働省のjob tagによると、医薬品販売/登録販売者の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • お客様の健康に関する相談に乗り、適切な薬を提案したい人。
  • 医薬品や人体に関する専門知識を継続的に学ぶことができる人。

関連する資格

  • 登録販売者

医薬品販売を行うには、各都道府県が実施する登録販売者試験に合格し登録する必要があります。

商社営業

販売職の業種でいうと「卸売業」に当たりますが、商社営業は営業職として分類されることが多いです。

商社営業の仕事は、一言で言うと「あらゆる商品を扱うビジネスのプロ」です。メーカーと小売店やその他の企業の間に入り、商品を売買することで利益を上げます。

新規顧客の開拓、既存顧客との関係構築、ニーズのヒアリングと提案、価格交渉・契約締結、アフターフォローが主な業務内容です。食品、衣料品、機械、資源など、多種多様な商品を扱っています。特定の業界や商品に特化する専門商社もあれば、あらゆる商品を扱う総合商社もあります。海外との取引は、時差により夜間や早朝になることもあります。

海外取引が多い商社では、英語をはじめとする語学力が求められる場合が多いです。市場動向や顧客ニーズを的確に捉えるために、情報収集力と分析力は不可欠です。

年収

厚生労働省のjob tagによると、商社営業の年収は、平均年収618.3万円です。

向いている人

  • コミュニケーション能力に加え、交渉力や語学力も活かしたい人。
  • 大きなビジネスを動かすダイナミックな仕事に魅力を感じる人。

関連する資格

  • TOEIC
  • 簿記検定
  • 貿易実務検定

カフェ店員

お客様に快適な時間を提供するために、コーヒー、紅茶、軽食、ケーキなどを調理、提供、レジ、店内清掃などを行います。社員であれば、アルバイトスタッフの教育や指導を行う場合もあります。

特に忙しい時間帯は、注文、調理、配膳、会計などを同時に行う必要があり、マルチタスク能力が求められます。

年収

厚生労働省のjob tagによると、カフェ店員の年収は、平均年収369.4万円です。

向いている人

  • お客様に心地よい空間と時間を提供したい人。
  • 短時間で多くの作業をこなし、テキパキと働きたい人。

関連する資格

  • バリスタ
  • 食品衛生責任者

旅行代理店のカウンターセールス

販売職の業種でいうと「サービス業」に当たりますが、カウンターセールスは営業職として分類されることが多いです。

航空券、ホテル、ツアーパッケージなど 国内外への旅行を計画している個人や団体に対して販売します。ヒアリングした情報に基づき、最適な旅行プラン(交通手段、宿泊施設、観光プラン、オプションツアーなど)を提案します。パンフレットやパソコンシステムを活用し、豊富な情報の中からお客様にぴったりのプランを見つけ出します。
旅行の知識、地理や歴史、治安など、専門的な知識が必要になります。手続きも行うため、ミスなく正確に行う能力も求められる仕事です。

年収

厚生労働省のjob tagによると、旅行代理店のカウンターセールスの年収は、平均年収511.9万円です。

向いている人

  • 旅行や地理が好きな人。
  • お客様の希望を丁寧にヒアリングし、最適な旅行プランを組み立てて提案できる人。

資格

  • 旅行業務取扱管理者(国家資格)

訪問販売員

訪問販売は、お客様の自宅や職場などを訪問し、商品やサービスを直接販売する仕事です。飛び込み訪問だけでなく、アポイントメントを取って訪問する場合もあります。扱う商品やサービスは、住宅用リフォーム、化粧品、学習教材、健康食品など多岐に渡ります。

お客様との信頼関係を構築するためのコミュニケーション能力や商品やサービスの魅力を効果的に伝え、顧客の購買意欲を高めるプレゼンテーション能力が重要です。特定商取引法などの法律に関する知識も必要になります。
成果報酬型が多いので、努力次第で高収入を得ることも可能です。個人事業主やフリーランスといった就業形態が多いのも特徴です。

年収

厚生労働省のjob tagによると、訪問販売員の年収は、平均年収473万円です。

向いている人

  • 初対面の人とも臆せず話せる人。
  • 自分の実力で稼ぎたい、という強い上昇志向がある人。

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自分にぴったりの販売職を見つけるためのチェックリスト

以下の5つの質問に、A〜Dの中から最も当てはまるものを選んでください。

Q1. 仕事で最もやりがいを感じるのはどんな時ですか?

A. お客様が喜んで、商品を「買ってよかった」と言ってくれた時

B. 自分の専門知識や提案で、お客様の課題を解決できた時

C. チームで協力し、忙しい時間帯を乗り越えられた時

D. お客様に特別な体験を提供し、心からの「ありがとう」をもらえた時

Q2. どんな商品を扱う仕事に興味がありますか?

A. 洋服や食品など、生活に身近な商品

B. 企業向けの高額な商品や、特定の業界に特化した専門的な商品

C. 料理や飲み物など、お客様に直接提供する商品

D. 旅行や宿泊、美容など、形のないサービス

Q3. 働く上で、お客様との関わり方はどうあるのが理想ですか?

A. 多くのお客様と、明るく短時間で関わりたい

B. 特定の顧客とじっくり時間をかけて、信頼関係を築きたい

C. 目の前のお客様を、すぐに笑顔にできるような関わり方をしたい

D. お客様の潜在的なニーズを引き出し、最適な解決策を提案したい

Q4. どのような場所で働くのが好きですか?

A. 常にたくさんの人が出入りする、活気のある商業施設や店舗

B. 顧客企業に出向いて、商談や打ち合わせを行う場所

C. カウンター越しにお客様と接する、賑やかな空間

D. 美容室やホテル、オフィスなど、落ち着いた専門的な空間

Q5. どんなスキルを身につけたいですか?

A. 在庫管理や陳列など、店舗運営全般のスキル

B. 業界の専門知識や、交渉力、プレゼン能力

C. 効率的なオペレーションや、お客様を楽しませる接客術

D. 高度なヒアリング能力や、ホスピタリティ

診断結果

あなたが最も多く選んだ選択肢の結果を見てみましょう。

Aが多かった人 → 小売業に向いているかもしれません。

百貨店、専門店、家電量販店など、お客様と直接関わりながら、店舗運営全体に携わりたい人に向いています。

Bが多かった人 → 卸売業に向いているかもしれません。

企業を相手に、専門的な知識を活かしてビジネスを動かしたい人におすすめです。商社営業などもこのタイプに含まれます。

Cが多かった人 → 飲食業に向いているかもしれません。

料理や飲み物を通じて、お客様に「おいしい」という喜びや、楽しい時間を提供したい人に向いています。

Dが多かった人 → サービス業に向いているかもしれません。

旅行代理店や美容師、不動産など、お客様の悩みや希望に寄り添い、形のないサービスで満足を提供したい人に向いています。

※このチェックリストは、あくまであなたの傾向を知るためのものです。 結果を参考に、さらに興味のある業態について深く調べてみましょう。

販売職に関するよくある質問

販売職からのキャリアパスは?

販売職としてのキャリアパスとして、下記のような社内での昇進や異動があります。

  • 店長・マネージャー:店舗運営のプロフェッショナルへ
  • SV(スーパーバイザー):複数店舗をまとめるマネジメント職
  • 本部職(バイヤー・MD・人事):本社でビジネスを動かす
  • スペシャリスト:特定の分野で専門性を高める

このほかにも、販売職で培ったスキルを活かして営業職や事務職などほかの職種に転職したり、自身で店舗を経営したり、オンラインショップを開設したりするなど、独立するキャリアパスもあります。

販売職に役立つスキルと資格は?

コミュニケーション能力や提案力、目標達成意欲などは、販売職をする上で活かせるスキルです。インバウンド需要にともない、英語力もあると強みになるでしょう。

資格としては、リテールマーケティング(販売士)検定や色彩検定など、活かせる資格があります。

未経験から販売職に転職するには?

未経験から販売職に転職することは可能です。多くの販売職は未経験者を積極的に採用しており、人物像を重視する傾向があります。

面接では、「なぜ販売職になりたいのか」を必ず聞かれるので、答えられるように準備しておきましょう。自己PRでは、応募企業の求めるスキルに合わせて、自身の強みを伝えるようにします。

関連記事:【例文14選】販売職の志望動機の書き方・例文・面接のコツ【職種・経験別】

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まとめ

この記事では、小売業、卸売業、飲食業、サービス業といった業態ごとの特徴、アパレル、化粧品、家電など、具体的な仕事内容や年収の目安まで、さまざまな角度から販売職の全体像を解説しました。

もしこの記事を読んで「自分に合うかもしれない」と感じたなら、詳しく調べてみることをお勧めします。求人情報を見たり、実際に店舗を訪れたりすることで、その仕事のリアルな姿が見えてきます。

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監修者:青柳 真理子

監修キャリアアドバイザー

青柳 真理子

約10年に渡り、営業職やITエンジニア職の転職支援を行う。新卒就職支援やIT派遣のアドバイザー経験もあり。 現在は販売サービス職、事務職、管理部門の転職支援を中心に行うキャリアアドバイザー部の部長。

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