
転職活動を通じて気付いた
「私が本当に叶えたかったこと」
この記事について
営業本部 パートナー営業部
柳澤 遥海 様 のインタビュー
この転職成功事例のポイントPoint of this article
転職を考えたきっかけ
自分の成長スピードに不安を感じ、より成長できる環境を求めて転職活動をスタート
本当に大切だったことを
叶えての転職成功!
- 活動を通じて本当に大切にしたかったことを再確認!
- 「ロールモデルがいる&長く働く」を両立!
Profile
プロフィール

柳澤 遥海 様
サイボウズ株式会社
営業本部 パートナー営業部
新卒で大手電気機器メーカーにて、海外子会社の販売管理などを担当。自身のスキルアップを目指して転職活動を行い、サイボウズ株式会社に総合職として2016年入社。現在はパートナー営業としてご活躍中。

河村 雄太
type女性の転職エージェント
キャリアアドバイザー
証券会社のリテール営業出身。多岐にわたる業界・職種従事者の転職サポートに従事。転職成功に向けた課題を入念に洗い出し、1つ1つ解決していく丁寧なプロセスが転職希望者の信頼につながっている。
自分の成長と周囲の期待のギャップに不安を感じ転職活動をスタート
私以外の同じ仕事をしていたのはみな管理職級のベテランの社員で、その中に新卒社員の私がひとり、という部署でした。
その部署では「1人が1国を担当する」という方針だったのですが、国によって商慣習(その地域ごとにある独自のビジネス習慣のこと)が違うので、ベテラン社員が他の地域で成功した事例をそのまま真似することも難しい状況でした。何をすれば正解で、どういった実績を出せば実績になるのか、常に悩んでいたと思います。
そうした中で3年間やってみたタイミングで、自分の将来的なキャリアと、ロールモデルになって欲しいという会社の期待にギャップを感じるようになっていました。
最終的にはtype転職エージェントから紹介いただいた求人と、自分で探した興味のある求人に応募して活動しました。サイボウズはtypeさんにご紹介いただいて知ることができたので、エージェントを使う意味って大きいなと感じました。(笑)
内定を獲得したときに考えた「自分の人生を豊かにする」ということ
ただ、その外資系企業は、一言で言うと「5年で色々な経験を積んで、成長できる環境はある。そこまで成長できたら、次のキャリアは転職して見つけてね」というロールモデルの会社だったんです。面接を進める中でもそう説明を受けていました。
5年後には結婚をして、自分の子供がいて、というライフプランを考えていたので、そのタイミングで小さい子供を育てながら転職をするのってかなり大変なんじゃないか、とは考えていて。実際にそのライフプラン通りになるかは分からないし、それでも挑戦する意味はあったと思いますが、5年後にも働き続けるのか、あるいはそれ以外の選択肢を選ぶのか選択肢を持っていた方が、自分の人生を豊かにするためには良いのではないかと考えました。
ですから、最終的にサイボウズに入社を決めた理由は、面接を通じて多様性を大切にする社風と、将来的な選択肢が柔軟であることを感じられたから、というのが大きいですね。
振り返ってみると、確かに「ロールモデルがいなかったこと」と「自分のスキルに対する不安感」が一番の転職理由で、その2つを改善したいという想いが大切だということに気付いたんです。もちろん、成長できる環境にはいたいですし、サイボウズはそれをできる会社なのですが。
“働き方先進企業”サイボウズが働きやすいのは「制度」だけではなかった
パートナーさんがお客様先に営業に行かれる際に、サイボウズの製品を提案していただけるよう、製品理解のための勉強会を実施したり、時にはパートナーさんと同行して製品のデモンストレーションを行ったりしています。
一般的な企業だと、自分の成果を発信することってハードルが高いですよね。その点、サイボウズでは声の大きい人も小さい人も共有する文化があって、そうして共有された過去のノウハウも含め、全てが自社製品の中に入っています。いわば「ノウハウ宝庫」みたいになっているんです!
だから、リモートワークなど多様な働き方をすることに対して怖さはないですし、業務がまわる仕組みもあり、制度を使うことに後ろめたさも感じることが無いのだと思います。
例えば、私が営業先に行かなければならないけれども、既に予定がある場合には、他の営業メンバーの予定を見て、空いて入ればそのまま予定を入れてしまっても構いません。だから、この事例が特別かというとそんなことは無くて、サイボウズでは、いつでも起こりうる事例かなだと思います。
例えば、産休・育休制度であっても、実際は取得できないとか、取りづらいっていう会社が多くあるじゃないですか。それは、「制度」はあっても、それを受ける「文化」と、実現するための「ツール」が無いから、という考え方です。この考え方には、サイボウズの社員にとっても納得感の高い図ですね。
「ツール・制度・文化」の3つが揃っているからこそ、サイボウズは「働き方先進企業」になれているのだと思います。