「人に貢献する」を実現できるまで
この記事について
ソフトウェアサービス CRM担当
矢島 萌 様 のインタビュー
もともと感じていた「人のためにできることを広げたい」という想いと結婚のタイミングが重なり、より価値観の合う環境を求めて転職活動をスタート
転職に成功!
- 「クライアント企業とユーザの双方に貢献する仕事」にてご活躍中!
- やりがいを持ちつつ、長く働ける環境へ!
プロフィール
矢島 萌 様
株式会社ビービット
ソフトウェアサービス CRM担当
新卒で大手証券会社にて個人向けの証券営業として従事。以前より人のためにできることの幅を広げたいという想いを感じていたことと、結婚のタイミングが重なり転職を決意。多くの企業を見た中で、企業のビジョンと自らの価値観が一致した株式会社ビービットに入社。現在はCRM担当として活躍中。
梅田 翔五
type女性の転職エージェント
キャリアアドバイザー
新卒から大手製薬会社にてMRとして5年程従事し、その後はWEBコンサルティングをメインとしたベンチャー企業にて営業として活躍。老舗企業とベンチャー企業という体制の違う企業での営業経験を活かした様々な切り口からのキャリアアドバイスが強み。
「人のために貢献できること」。それが働く上で私に必要なことだった。
お久しぶりです!本日はインタビューの時間をいただきありがとうございます。
転職活動時は大変お世話になりました!本日はよろしくお願いします。
それでは早速、転職活動当時を振り返っていきたいと思います。あらためて前職のご経歴と、転職を考えたきっかけについて伺えますか。
前職では証券会社にて約3年半、個人向けの証券営業として働いていました。
営業実績でしっかりと評価していただけることにやりがいを感じていたのですが、3年間働いたタイミングで、あるお客様との関わりがきっかけで、「もっと人のためにできることの幅を広げたい」と考えるようになりました。
また、ちょうど結婚をするタイミングでもあったので、“ワーク“だけではなく“ライフ“も考えたいと感じたことも理由の1つですね。
なるほど。その「人のためにできることを増やしたい」と考えるようになったエピソードについて詳しく教えてください。
私、証券営業なのに、家を売ったんです。
ある日、お客様から保有している証券を全て売却したい、というご相談を頂いたんです。詳しくお話を伺ったところ、憧れのハウスメーカーで家を建てたいんだと、それが長年の夢だったと仰ったんです。営業マンとして、数字は下がってしまうのですが、私自身はお客様の夢が叶ったところを見たい!と感じました。
また、これは本当にたまたまだったのですが、私、お客様の憧れだというハウスメーカーに知り合いがいたんです。そこで、その方をお客様にお繋ぎすることで、新しい家を建てていただくことができました。お客様の新しいお宅に訪問した時、お客様の夢が叶ったんだと本当に嬉しかったことを覚えています。
元々学生時代から老人ホームで手伝いをしたり、子供のキャンプに付き添ったりとボランティア活動もしていたのですが、人のために何か貢献できているという実感は、私が働くにあたって無ければならないものなのだとこの時にはっきり気がつきました。
これまではお客様に合った金融商品をお勧めすることで貢献してきたわけですが、もっと貢献するためには、自分に出来ることの幅を広げなければ、と思うようになったのもこの時でした。
良いエピソードですね!仕事の中で大切なものを見つけられたんですね。
勤務地。働く時間。でも、一番大切にした「企業のビジョン」
それでは次に、どのように転職活動をスタートされたのか伺っていきたいと思います。
最初は、複数の転職サイトを利用して活動をスタートしました。勤務地や働く時間、それから企業のビジョンなどを幅広く見ながらしっかりと応募企業を選びたかったので。
しばらくは転職サイトから企業へ応募していましたが、結婚のタイミングで転職エージェントにいくつか登録し、活動を進めていきました。
企業のビジョンも見て応募企業を選んでいたのはどのような理由だったのでしょうか。一般的に、エージェントをご利用される方の中で、ビジョンを重視される方は多くないので理由をお伺いできますか。
ビジョンについては一番重視した条件の1つです。年収とか働き方とか、働く上で大切な基準はいくつかあると思いますが、先ほどもお伝えした通り、私は「お客様に徹底的に貢献したい」という価値観を共有できる環境に身を置きたいと考えていました。
結婚を機に、仕事とは何かと考えることも増え、応募した企業の面接では、本当にビジョンが私と合っているのか、ちゃんと根付いているのか確認するようにしていました。
①ビジョンや価値観が根付いている会社であること、②結婚を機に働き方の改善ができること、③個人向けではなく法人向けの仕事であること、の3点が叶う環境をご希望されていた事を覚えています。
Webにも興味があるとのことでしたので、金融業界の経験を生かしてFintech(フィンテック:ここでは金融 と IT の掛合せで事業を行っている会社のことを指している)系の企業か、Web系の企業をご提案させていただきましたよね。
ご相談させていただいた際は、幅広く求人のご提案をお願いしたかと思います。そこから興味のある企業を受けていきました。
そうでしたよね。ちなみにビービット社の面接の印象はいかがでしたか?
とても緊張しました。(笑)面接というよりは、色々と私自身がどのような人なのか、ひとつずつ引き出してくれるような面接でした。会話についていけたか不安であまり手ごたえは無かったのですが・・・
なるほど。(笑)それでは、当時の2次面接官を務められていた三宅様へお伺いしたいと思います。矢島様と面談をされた際の印象と評価した点をお伺いできますか。
プロフィール
三宅 史生 様
株式会社ビービット
ソフトウェアサービス 事業責任者
東京大学工学部システム創成学科卒業。2006年に新卒でビービットに入社。
コンサルタントやCRM、営業職などを担当した後、2013年より現職。
面接時に評価した点は、大きく2つあります。
一つ目は、矢島さんご自身が今までの経験から強い顧客志向を持っていたことです。ビービットに興味を持ってもらったきっかけとして、元々弊社代表の動画を事前に観て下さっていたことや、前職での経験から強い顧客志向を持っていることを感じ、ビービットの価値観を共有することができそうだと判断しました。
二つ目は、前職の具体的な業務内容を確認する中で、業務内容の親和性と行動量の多さを伺えたことです。もちろん考えることは大切なのですが、実際に仕事で成果を出すためには、まず行動してから考えるということもとても大切です。
矢島さんが担当しているCRMのポジションは、既存のお客様へ長期的にサービスをご活用いただくために契約面も含めてサポートする、既存セールスと近しい業務を担っており、業務の合致度が高いと感じました。
ありがとうございます。それではふたたび矢島様にお伺いします。選考の最後にインターンがあるかと思いますが、実際に体験してみていかがでしたか。選考にインターンがある会社は多くないですよね。
今振り返ればいい機会だったと思います。ビービットのソフトウェアをプレゼンするという課題だったのですが、ソフトウェアの知識は当然ゼロ、その中で機能についてプレゼンをするのは難しいと思い、“どういうビジョンを持ってこのソフトウェアを提供するのか”という話にフォーカスしてプレゼンに臨みました。
内定をいただけた時は嬉しかったですね。(笑)
インターンでは課題を2日間で作成・プレゼンまで実施いただくのですが、理解するだけで精一杯になるほどの、機能や仕様のボリュームがあります。
製品の特徴や競合との差別化を中心にプレゼンされる方が多いのですが、矢島さんの場合は「ユーザ中心の社会を作る、そのためにクライアント企業の働き方を変える」という我々が実現したいことに視点を合わせ提案していただき、この点がとても高評価でした。
日々、ソフトウェアを提供することで我々が目指す世界に近づくためには、営業やCRM担当など、フロントのメンバーがクライアントにいかに価値観を伝えていけるかがとても重要だと考えています。矢島さんなら、その期待に応えてくれるだろうと感じました。
まさしく矢島様の求めていたことと、貴社のビジョンがマッチングしたという印象ですね。
転職活動を通じて感じた、「自分が良いと思えるところで働くこと」の大切さ
それでは次に、現在の業務内容と働き方について伺っていきたいと思います。
現在は、「ウェブアンテナ」と「ユーザグラム」というソフトウェア製品の導入から、導入後のクライアント企業へのサポートを行っています。お客様先に訪問してディスカッションを行ったりして、お客様の変化の状況に応じて、もっと良く使っていただける方法をご提案させていただいたりしています。
ソフトウェアの知識が無い中でご入社されたので、当初はキャッチアップが大変だったのではないですか。
大変でした。(笑)社内には優しい方が多く、しっかりと教えていただけることが多いのですが、教えてもらっても理解するための前提知識が無かったので、最初はそれが辛かったですね。
お客様の声もちゃんと知りたかったので、なるべく先輩社員に同行してキャッチアップしていきました。
確かに同行して実際の声を知ることは大切ですよね。それではあらためて三宅様にお伺いしたいのですが、ご入社後の矢島様の印象を伺えますか。
とても真面目な方で、全力で目の前の業務に取り組んでくれています。矢島さんが担当している業務はマーケティング、ソフトウェア、クライアントの業界や業務の知識などトータルで理解する必要があり、いわば“積み上げ量“が大切なポジションです。
複数の分野に跨り、それを繋げる能力が求められるのですが、入社してからかなりのハイスピードでキャッチアップしてくれました。最近は求められる知識も十分備わってきたので、これから本格的に活躍していただけるだろうと考えています。
・・・この間も、セミナーを開催していたよね?
そうですね。複数の金融機関のマーケティング部の方向けにセミナーを実施させていただきました。少し前までは聞く側だったのでかなり緊張しました(笑)
そういった部分でも、持ち前の「伝える」「繋げる」能力をこれから発揮してほしいと考えています。
これからが楽しみですね!それでは最後に今後の抱負とこれから転職される方に一言お願いできますか。
良いご縁で今の仕事に携わることができ、転職して良かったと思います。働き方の面でも、遅くとも20時には退社するようになっていて、産休から戻られた方もいらっしゃるので、今後どのように働いていくかも長い目で考えられる環境になりました。
転職活動は自分と向き合うきっかけになりました。自分がどうしたいのか問い、世間体や周囲の意見に左右されることなく、自分が良いと思うところで働くことが重要だと思います。
今後は、ビービットのソフトウェアがもっとたくさんの場所で良い世界を作れるように、そのサポートの件数を増やしていきたいです。
ご満足されているようで本当に良かったです!本日はありがとうございました。